もう難しいゲームはやりたくない。 これはホントに正直なところ。 お金を出す前に、たぶんクリアできるだろうな、そんなに苦労しないだろうな、と思えるゲームがイイ。 そういう意味では、絶対的な安心感のあるゲームだった、『星のカービィ ディスカバリー』は。 任天堂のゲームは必ずしも簡単ではないが、「星のカービィ」シリーズは対象年齢が一番下のゾーンだからね。 きっとつらい思いをすることはないと思って買った。 やってみたら、ホントに簡単。 エンドロールまでほとんど死ぬことはない感じ。 ちゃんとコピー能力を成長させていれば、の話だけど。 メインステージ以外に、コピー能力の強化に必要なレアストーンを獲得できるミニステージが設置されているので、マメにクリアしていけば、全クリまでまず問題はないはず。 エンドロール後に、事実上の裏ステージがあるんだけど、これもそんなに難しくない。 裏ステージの難易度で言っても、マリオ系なんかよりずっと簡単だった。 私でも全く詰まることなくクリアできたよ。 ニードル様様だったけど。 敵の裏に逃げながら攻撃できるのが最高! 今回の『星のカービィ ディスカバリー』は簡単なだけじゃなく、新作として十分な変化もあった。 自分の体よりも大きいものを吸い込んで、カービィよりは吸い込んだものの性質に近いアクションを取り入れたあたりに、従来の枠を超えた感触があった。 フィールドに奥行きを持たせたせいもあって、ある程度謎解き要素も入れてるんだよね。 従来作品よりも充実したプレイに感じられたな、私は。 収集要素も多く、全体のボリュームも大きい。 いつも「カービィ」ってすぐに終わるイメージなんだけど、今回は10日ぐらいかけてクリアした。 表現はリッチだし、大作感もあった。 今回は大満足です。 簡単で安心感があって、それでいてちゃんと充実感もある。 こんなゲームばっかりだったらイイのにね。 どうせもうすぐ死ぬのに、そんなに苦労したくないよ。 |