ジャッジアイズ:死神の遺言

理にかなってる 2019_02_05

 

キムタクが主演のドラマを観た記憶が無い、そういえば。
主演じゃなくてもイイなら「あすなろ白書」は観た記憶がうっすらとあるが。
日本のドラマを観ないからね、私は。
特に好きではないかな、キムタクは。
『ジャッジアイズ:死神の遺言』が発売されても全く興味が湧かなかったのだが、やってみたら、これは凄いと見直した、キムタクを、あるいはあの黒い人を。
これは理にかなってる。

もう面倒だからゲームの説明はしない。
いきなり書くと、やはりテレビゲームは得をしなければならない、ということに尽きる。
CGが綺麗になることは間違いなく得をする方法の一つではあるが、すぐに見慣れてしまってお金をかけた割にプレイヤーの満足に繋がらない問題がある。
簡単に言うと対費用効果が時間の経過とともに小さくなっていく、ということだ。
しかし、元々価値のあるものに表現を近づけるために処理能力を使うのであれば、話はまた違ってくるだろう。
魅力のある人物は見れば見るほどに好きになっていくこともあるからね。
だからPS4の処理能力をキムタクへの同一性を高めることに使う、というのは頗る理にかなっていると思われる。

更に、実際には出来ないことをゲームの中で出来るようにする、というのも得をする方法の一つである。
ヤクザが新宿で暴れ回るのは、実際にあるかどうか知らないが、まあありそうな話ではある。
そういう意味ではあまり得ではない。
しかし、キムタクが新宿で自転車や看板を振り回して暴れるとなると、これはありそうな話ではないよね。
ということは、これは大いに得であるといえるのではないか。
今までと同じ事しているのに、キムタクが主人公だとやっぱり違うよ。
面白い。
雑魚戦が頻発するんだけど、全然気にならないの。

考えてみると、キムタクってみんながテレビを観ていた時代の最後のスターなんだ、たぶん。
嵐ぐらいになると観てない人もいるでしょ。
だって私は観たことないもん、ドラマどころかバラエティも含めて一回も。
いま活動休止がどうこういうニュースを聞いても、全くピンとこない。
解散騒動で味噌がついたとはいえ、やっぱりキムタクって凄いんだよ。
その凄いキムタクをブッキングした黒い人もやはり凄いと言わざるを得ないだろう。
思いつくだけなら誰でも思いつくのかもしれないが、実際にこうして形にしてるわけだから大したもんだよ。


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