とにかくポケモンが可愛くない。 今回の『ポケットモンスター ソード』をやった私の感想である。 しかし、可愛いということは紛れもなく主観であって、それをメカニズムとして説明することはおそらく無理だろう。 それでも何とか説明したい。 とすれば、私の話を書くしかないであろう、主観の問題なんだから。 私が今回問題にしたいのはキャンプ。 あれがダメ、というか、私はほとんど自分では開かなかった。 各地でキャンプしているモブさん達のキャンプには参加したけどね。 だってメンド臭いだろ。 今回はワープが使えるから、ポケモンセンターには簡単に行けるわけです。 だから好感度を上げるためにキャンプを開くことになるんだけど、それがメンド臭い。 開いてからじゃないとポケモンと触れあえないの。 しかも、お目当てのポケモンを一々呼ばなきゃいけないし、違うのが寄ってきちゃったりもするんだ。 触れあうったって、猫じゃらしみたいなヤツとボールしかない。 ボールは投げたら終わりだし、猫じゃらしを振っても喜んでいるのかなんだかよく分からないのである。 じゃれついているというよりは攻撃しているように見えるの、ポケモンが。 あれ、可愛いかな? カレーを作るのは作るので、またメンド臭いしな。 あれも何をどうしたらどうなるのか分からないし。 因果関係が分からない事ってやる気になれないよね。 過去作を振り返ってみると、マカロンをあげるヤツは簡単で良かったなって思い出す。 すぐパパッとできるじゃん。 タッチパネルがまたイイんだよ。 直にエサをあげてる感じがして。 撫でてるときの気持ちよさそうな顔とかすごく可愛かった。 毎日愛でる気になったもんだよ。 ああいうの、今回全然ないんだ。 今作において、表現力が増しているのは間違いない。 それは戦闘シーンの迫力には繋がっている。 しかし、可愛さには全く寄与しておらず、むしろタッチパネルを使わなくなったことのマイナスの方が大きいのではないか。 タッチパネルを使わないようなシステム、あるいはインターフェイスを採用したことが、可愛く感じられないことの原因なのではないか。 こう主張することは可能であろう。 <追加> いまになって気付いたが、チャンピオン戦で苦労したのはポケモンの好感度が低かったせいだ。 好感度が高ければ、かわしたり踏ん張ったりしてくれたはず。 1ターン余裕が出来ると全然違うからな。 <後日談 2019_12_17> ポケモンアニメの新シリーズ、ちらっと見たけど、新ポケモン可愛かったな。 ゲームより断然可愛い。 特にゲームではキモく感じられるワンパチがアニメだとカワイイんだよ。 なんでだろ? |