今の時代はSTEAM環境が必須だな。 コンシューマは後回しになることが多いので、いかなる場所・姿勢においてもSTEAMをプレイできるようにした方がイイだろう。 ということで、ベッドに固定したタブレットアームにモバイルディスプレイをホールドして、寝転んでプレイできるようにした。 余ってるミニPCを使ってるから、軽いものしかプレイできないが。 そういうわけで、何か処理の軽いゲームはないかと探しているときにお勧めに出てきたのが『人魔』。 特に興味があったわけではなく、安いからとりあえず買ってみただけだった。 ジャンルとしては、ミステリー系のノベルゲームなのかな。 いくらか分岐があるタイプ。 日本っぽいが現実とは違う戦時中の疎開学校で起こる殺人ミステリー。 主人公が記憶を失っているせいで、プレイヤーは何が本当なのか終盤まで分からなくて、エンディングによっては衝撃の真実が明らかになる。 なかなか面白いお話だとは思うのだが、既存のストーリーを組み合わせたように感じて、私はそれほど感心はしなかった。 ちょっと気になったのは、日本語が固いこと。 特に、同級生の会話でそんな喋り方するかな?と思うことが多く、あんまり書きなれてない人が創ったんだろうと思いながらプレイしていた。 なんせ日本っぽいから日本人が創ったと思っていたのである。 しかし調べてみたら、外人さんみたい、書いてるの。 台湾なのか中国なのかはわからないが、漢字圏の人であることは間違いないみたい。 なのに、ゲームだけじゃなくtwitterも日本語で書いてるんだ。 すごい日本語力だよ。 学校の先生レベルじゃない、到底。 そう思うと、この作品は驚異的だともいえる。 外国にはいるんだ、日本のサブカル好きが。 それも、並みの日本人よりよっぽどまともな日本語が書ける人がね。 ゲームには感心しなかったが、そこには感心する。 |