最近は一話完結の米刑事ドラマ以外も観ている。 観ざるを得ない。 というのも、『スプラトゥーン』の結果発表から次の試合が始まるまでの時間が勿体なくて、そこの数十秒を埋めるコンテンツが必要になったからだ。 塵も積もれば山となる。 プレイしてる時間が半端じゃないから、消費するコンテンツもたくさん必要なのである。 で、アメリカの連続ドラマを観ていると、酷く腹が立つのね。 人気が出るといつまでも話が終わらない。 終わらせないために、話をこじらせるんだよ。 結末が知りたいからみんな観ているのに、みんなが観ている限り結末を知ることは出来ないというね。 全く以てタチが悪い。 中でも、最も腹が立つのが「言わない」パターン。 今はそっとしておこう、とか、今は言う気分じゃない、とか、言ったらパニックになるかもしれない、などと言って、伝えるべき事を伝えない。 そして、大事なことを知らされていない登場人物がなんかやらかす。 言えばそれで終わりだったじゃん!って展開になると、私は猛烈に腹が立つんだよ。 なぜベストを尽くさないんだ。 はらたつわー。 ゲームの世界でも「言わない」パターンはよくある。 いま私は『STELLA GLOW』に対して言いたい。 とりあえず言えよ。 相手が信じるかどうかは問題じゃない。 この話を書くには、当然ストーリーの肝の部分に触れなければならないので、これからプレイするつもりのある方は、これ以上読み進めてはいけません。 この話はゲームをクリアしてから書こうと思っていた。 2週間ぐらい前にもうそろそろ終わりそうだな、と思ったのだが、そこから意外と長く、しかも最後の方は結構難しかった。 やっと書けるわい。 このゲーム、序盤から敵だと思っていた魔女が実は人類を助けようとしていて、主人公たちは信頼していた仲間に騙されていたっていうお話だった。 でも、何回も主人公達と敵の魔女は接触してるんだよ。 なぜ魔女は言わなかったんだ、と私は思うのである。 まあ、最初のうちは仕方ないとしても、祝福の歌(だっけ?)を歌いそうになった時点では少なくとも、それやっちゃヤバイって教えなきゃダメだろ。 「言ったら、あなたたち信じたかしら」とか魔女は言いよるんだけど、そういう問題じゃないよね。 信じるかどうかは問題じゃなくて、歌うのを阻止しなきゃいけないんだから、とりあえず言えよ。 言った上で信じなかったら実力行使すればイイじゃん。 なぜ最善を尽くさないんだ! 伝えるべき事を伝えないで、自分が悪者になればイイ、なんて物言いには同意できないね。 そりゃまあ、実際には言ったら話は成立しないわけで、何とかして言わずに済ませようとライターさんは考えるんだろう。 仕方ないのかもしれん。 でも、それでいいとは思って欲しくない。 登場人物はそれぞれがそれぞれの立場で最善を尽くす。 その上でお話が成立する。 そうあって欲しいもんだね。 |