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近頃は映画の価値が小さくなった、私の中では。 話題作でもすぐにサブスクに落ちてくるし、早送りで観れちゃうからね。 そうなってくると、今どきの映画スターには全然ときめかない。 ドウェイン・ジョンソンとか見ても、そんなに嬉しくないな。 やっぱり昔の役者の方に価値を感じる。 ところで、『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』の話である。 特に期待してプレイしたわけではない。 GamePassのデイワンだったからプレイしただけ。 しかも全然面白くなかった。 正確に言うなら、謎解きは面白かったよ。 大掛かりでローテクな遺跡の謎解きは。 でも、プレイの大半を占めるステルスプレイや殴り合いは全然面白くない。 あれの何が面白いのか全く理解できなかった。 ステルスプレイなのにチョークスリーパーが使えないから、殴り合いになるんだよ。 一人称視点を活かして、他のゲームと差別化したかったのかな? アミューズメント施設においてあるVRゲームだったらすぐに終わってイイかもしれないが、コンシューマでこれをやらされるのはシンドかった。 終盤でお金が足りずに3時間ぐらいステルスプレイを強いられたときには、ホントに止めようかと思った。 ストーリーもアホみたい。 完全にコメディだね。 中盤でボスを殺す機会があったのに殺さずに逃げて、そのあと捕まったのに殺されない。 全く意味不明。 くだらないにもほどがある。 それでも私は最後までやった。 なぜなら最初に胸を撃ち抜かれてしまったから。 一人称視点だからハリソン・フォードの顔は出てこないのかと最初は思っていた。 ちょっと隠しているような印象もあったし。 ところが、最初のチュートリアルでバーン!と登場するのである。 それもかなり若い時の顔。 私の記憶よりもさらに若い顔のハリソン・フォードなの。 ヤダかっこいい・・・って思っちゃったね。 最後までプレイできたのは、この顔のおかげと言ってイイ。 映画が娯楽の中心に座っていたころのスターは訴求力が違う。 あれがすべてだった。 そういう意味では、インディー・ジョーンズをゲーム化しようとした時点で成功は約束されていたのかもしれない。 <余談> フェイスキャプチャーはかなり進化した。 それほど違和感はない。 ただ、目だけはまだ駄目だな。 なんか機械仕掛けで動いているように見える。 |