首都高バトル2_2

ママはポチの言いなり、私はファミ通の言いなり 2000_07_30

 

いま『首都高バトル2』にハマっている。
実は一回やめようと思ったのだが、ファミ通の記事を読んでからもう一回やり直して、改めてハマってしまった。
やることは単調なのだが、なんだか中毒性が高くて、他のゲームが手に付かなくて困る。

なぜ一回やめようと思ったのかというと、行き詰まってしまったからだ。
初期に購入した車を限界までチューンナップしたのだが、やはり元の車が悪いと限度があり、どうにも勝てない日々が続いた。
敵車のレベルが上がってきて、雑魚が出てこない。
そうすると新車を買うのに必要なポイントを稼ぐことが出来なくなる。
・・という袋小路に陥ってしまい、もうこのゲーム、この辺でいいか・・、そんな風に思い始めていたのである。

そんなある日、ファミ通のゲームの殿堂で『首都高バトル2』の記事を読んだ。
そこにクリアまでの大筋が書いてあり、自分がどうあがいてもクリアできない車にポイントを費やしすぎたことを知ったのだ。
やはりやり直さなければ、どうしようもない。
ところで、ゲームの攻略記事というやつは、出来れば読みたくないものである。
読んだら負けじゃん!って思ったりする。
攻略記事に書いてある通りにプレイするなんて、以ての外である。
しかし、今までの道のりをもう一回繰り返すのはとても辛いことなので、一回ファミ通の言いなりになってやってみるか、と思い立った。

すると、どうだろう。
楽しいのなんのって、言葉にするのが難しいくらいなのである。
ファミ通が勧めるままに、はじめに買った車はチューンナップせず、2台目にファミ通お勧めの車を使ってチャレンジしたところ、勝利の山を築く事が出来た。
このゲームは勝敗数に応じて、ニックネームみたいなものが付くのだが、1回目は負けが込んでいたので、変な名前ばっかりだった。
今回の名前は格好いいのである。
それに、やっぱり勝負事は勝つと嬉しい。

たまには人の言いなりになるのも良いものだ、と思った。
少なくとも、あの記事を目にしなければ、2度目のプレイはなかったろう。
どうせ遊び尽くす前にやめてしまうようなことなら、攻略記事を読んだっていいじゃないか。
変に意固地になるよりは、最終的に自分が楽しめたと思えるようになれば良いのだ。


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