国盗り頭脳バトル 信長の野望_3

歴史のIF 2008_08_26

 

『国盗り頭脳バトル 信長の野望』は難しいな。
ようやく政宗の最後まで来たけど、まだ幾つかおまけシナリオが残ってる。
ここまで何回ゲームオーバーになったことか。
たぶん理解度が全然上がってないから駄目なんだ。
各武将の特殊効果全然考えてないからな。
アニメーション飛ばしてるから、どういう効果が発揮されて敵を倒したのか、全く見てないし。

難しい上に、このゲーム、負けると全くゲインがない。
少しでも名声やら経験値やらがもらえると嬉しいのだが、勝たないともらえないところが厳しいよな。
成果を全く保証しない。
今どきここまで堅気なのもちょっと珍しいぐらいである。

それはともかく私はこのゲーム凄く楽しかった。
ゲームの構成が素晴らしいだけでなく、私はシナリオも好き。
このゲームの主人公となる、信長・信玄・謙信・政宗はいずれも日本統一を成し遂げられなかった人物である。
信長は本能寺の変に倒れたし、信玄・謙信はお互いを牽制しあっているうちに早世した。
政宗は生まれるのが遅すぎた。
しかし、ほんのちょっと何かが変わっていれば・・・・、と考えるのは凄く楽しいんじゃないか。
このゲームのシナリオは途中からそういう歴史のIFになっていく。

現実の武将達に比べて、ちょっとさわやかすぎる嫌いもあるのだが、会話を中心にストーリーを進めていく手法は結構新鮮だったな。
なんかこういう展開ありそう!って感じでモチベーションが高まった。
こういう歴史ゲームにはお目に掛かった記憶がない。
私があんまりプレイしてこなかっただけかもしれないが。

もともと信長の野望は歴史のIFをゲームで表現したものだから、そういう意味では酷く正統進化なんだと言えなくもない。
ストーリーを創作しちゃうということは、ある意味プレイヤー側の寄与分を奪っていることにもなるんだけど、それがまあ今風ということなんだろう。
ゲーム内容は奇抜だけど、信長の野望はやっぱり信長の野望ということなのかもしれないね。


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