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ゲームの最後は重要といえば重要だよ。 特に続編が予定されていてれば、なおさら重要ではあるだろう。 でも、最後の引きだけ強くても、ゲームに対する印象はあんまり変わらないかな。 これから『ミステリーの歩き方』というゲームについて、そういう話を書きます。 具体的な内容は書きませんが、プレイするつもりのある方は読み進めないでください。 『ミステリーの歩き方』というタイトルをアマゾンで見つけた時、どこかで見たな、と思ったんだ。 そこで思い出した。 社内で企画コンペをやったら、社長の書いた企画が通ってしまった、と記事になっていた奴だ。 絶対面白くなさそうじゃん。 まあでも、話のタネにはなるか、と思いプレイしてみた。 やってみたら、そこまで悪くもない印象。 ただ、タイトルから連想していた内容とはだいぶ違った。 主人公が過去視の能力を持っていて、本来なら分からないはずのことがわかってしまうのである。 でも、その能力を隠していてるので、バレないように議論を正しい方向にリードすることがゲームになっていた。 それはミステリーの歩き方なのかい?って気はしたな。 だって狡いじゃん、そんなの。 私は好きじゃないね。 あんまり面白くはないけど、音声をスキップすればそこそこ早く終わるので、そこまで悪くないという結論に私は至ったのであった。 エンドロール後、最終話が追加される。 そこで衝撃の事実が明らかになるのだ。 確かに続編への引きにはなっていた。 いまにして思えば、やけに寒い会話がずっと続くのも、伏線を必死に隠してたんだろうね。 音声をスキップすることに必死で、大事なことに気づいてなかったよ。 続編に対して、いくらか興味は沸いた。 でも、だからと言ってこのゲームへの印象が変わるかと言ったら、そんなこともないな。 そこまで悪くないゲーム。 次回作があればやるかもね、といったところ。 |