「法螺会」っていうインディーゲームサークルのホームページを見たわけです、いきなりですが。 まずサークルなのか!っていう驚きもあったのだが、他にもたくさんゲームがリリースされていることを知った。 中でもこの『星影の館殺人事件』というタイトルは見逃せない。 館で殺人事件と言われたら、やらざるを得ないでしょ。 買ってもイイと思ったのだが、なんと無料。 凄い時代になりましたね。 やってみたら、これがまた面白い。 ドット絵は荒いけど、そんなこと関係ないの。 怪異がらみの殺人事件を解決するのだが、これも「Staffer Case」と同じで、怪異の能力を定義することでちゃんと推理が成立するように創られている。 こっちの方がリリースは先みたいだけどね。 キャラも立ってるし、無駄もない。 同じコマンドを何度も選ばせるようなシーンがないのには感心した。 インディーズだからなのか、無料だからなのか、時間稼ぎする必要がないんだよね。 総当たりだけではクリアできないように、最後の方は工夫もあったし、ちゃんと推理する楽しさがあったな。 お話に関しても、これに類似する話を私は知らない。 メチャメチャ斬新に感じられた。 主人公は探偵ではなく、怪異の記録屋?のような立ち位置らしくて、殺人事件を解き明かしても、そのまま放置しておくあたりも目新しかった。 こいつら、このまま生きてくの?って感じでね。 いや、凄かったです。 フラグが立ったかどうか分かりにくいところは多少あるんだけど、まあ、無料だからね。 これぐらいは良いんでしょう。 あまりに素晴らしかったので、DLsiteの有料版も買いました。 開発秘話のようなものが読めるだけで、あんまり意味はなかったですが。 これぐらいはお布施として問題なし。 <余談> 最初、CGが全く表示されなかった。 HDRが入っていると、CGが表示されないことに気づかず、30分ぐらい進めてしまった。 でも、特に問題なかった。 |