実況パワフルプロ野球10

やるべきことが増えた 2003_07_21

 

今年もまた「実況パワフルプロ野球」の新作が発売された。
回を重ねて、とうとう『実況パワフルプロ野球10』になったわけだ。
例年は春先に発売されるので、「パワプロ」の発売は開幕の喜びと一体になっていたのだが、今年はまいった。
7月でセ・リーグの帰趨は既に決しているじゃないか。
こんなにずーんと思い気持ちで「パワプロ」買ってくるのは初めてのような気がする。

まあ、どんな気持ちであれ、私にはやるべきことがあるのである、毎回パワプロをプレイする度に。
それは、ペナントモードをプレイする前に、まずサクセスモードで「江川」を作ること。
160km/h近い直球とカーブしか持たない「江川」を。

子供の頃は江川より西本の方が好きだったような気がする。
兄貴が「江川、江川」ってうるさいので、「堀内に逆らって仲間はずれにされているのに頑張っている西本の方がカッコイイ」と言い張っていたのだが、なぜか今は江川が大好きなのである。
どうしてかはよくわからない。
とにかく私は江川を作って、巨人に組み込んでからペナントモードを始めることにしている。
時間に折り合いがつけば、もちろん、原、長島、王なんかも作るけど、それはペナントモードを始めた後でも構わない。

ところで、「パワプロ」を買ってきて、まず最初にやらなければならないことは直球の打ち込み。
直球を確実に打ち返すことが出来なければ話にならない。
オリックスの山口に直球だけを投げさせて、強振でひたすら打ち込むのだ。

と、そこで気がついたのだが、松井がいない!
ガガーン!
大ショック。
私はいつも打ち込むときに松井を使っていたのだ。
そうか、もういないのか・・・、当たり前だが。

いないからには作らなきゃならない。
やるべきことが増えた。
江川は球種が少ないから球速上げるの簡単なんだけど、松井はきっと大変だ。
パワーだけじゃなくて、全体的にパラメーター上げないといけないから。
作るからには立派な松井を作りたい。
ペナントモードを始めるのは随分と先のことになりそうである。

まあ、しかし考えてみれば、これから先、「パワプロ」を続けていく限り、やるべきことはどんどん増えていくはずである。
いずれは桑田も清原も引退するだろう。
もちろん巨人ファンでなくても、その事情は同じはずだ。
どこの球団の選手であっても、いずれは皆引退するときが来るから。
大変なことだけど、きっとそれも「パワプロ」の楽しみになっていくんだろうね。



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