ヒーローバンク

ギャグで押せばいいのに 2014_03_30

 

Huluのポケモンを観るのが大変だ。
初代とアドバンスを両方観ると月に40話こなさなきゃいけない。
これがまた面白くないんだ。
ほとんど同じプロットの話がいくつもあったりして、正直ウンザリしている。
もういい加減止めたいんだけど、両方とも90話まで我慢してきて、ここで止めたらもったいない。
ホントは止めるべきなんだけど止められない、というコンコルドシンドロームとでも言うべき状況に私は陥っている。

しかし、気付いたことはある。
話が進むにつれて、だんだんギャグ色が失われていくんだよね。
おそらく、如何にサトシが鳥頭でも、多少は成長するからだろう。
その代わり人とポケモンの絆みたいな話が増えてくるのである。
もっとギャグで押せば良いのに、と私なんかは思うんだけどな、今更ながら。

最近人気の「妖怪ウォッチ」のアニメなんか、ギャグ一色で面白いよ。
私でも笑える。
大会があるわけじゃないから、真面目に戦う必要がないのがいいのかな。
あんだけ面白かったら、そりゃゲームが売れるのも納得出来る。
アニメが始まってから毎週2〜3万本売れているみたいだからね、『妖怪ウォッチ』。
ミリオンも見えてきたんじゃないか。
そもそもゲームの出来が良いからって話もあるんだが。

そういえば、『ガイストクラッシャー』にはおふざけが全然なかったな。
主人公はサトシをよりアホにしたようなキャラだったけど、全然笑えない。
これが現実に売れていないところをみると、真面目にバトル!とか、今どきの子供にはあんまり受けないんじゃないか。

やっと本題なんだけど、先日3DSで発売された『ヒーローバンク』をプレイし始めたとき、これは良いな、と思ったんだ。
ギャグメインで今どきの子供にもウケそうな印象を持った。
ゲームもまずまず遊べた。
戦闘を全部下でやるのがお気に入り。
思いっきり叩いたり、擦ったりしてこそ、3DSが生きるでしょ。
ずっと下見っぱなしで、上との連動を考えていない分、テクニカルな意味では『妖怪ウォッチ』にやや劣るものの、アニメが面白ければこれは売れるんじゃないの、と私は思ったのである。

ところが、最後の方になってやや不安になってきた。
だんだん熱血ものになっていくんだよ。
しかも、どっかで見たような展開。
あれあれって感じだった。
仕方ないんだけどな、ゲームという性質上。

きっとアニメの方が『ヒーローバンク』の命運を握ってるんだろう。
ギャグテイストが強く出ていると良いなあと私は祈っている。
『ガイストクラッシャー』再び!なんてことになると気の毒だからね。
これ以上アニメ観るのしんどいけど、一応チェックはしようか・・・。



<後日談 2014_04_10>
第一回の放送観た。
まあまあ面白いような気はしたが、もっとギャグ寄りでもいいんじゃないかな。
バトルシーンに力を入れているのが子供に受けるのかどうか、私には判断がつかない。


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