これはヤバイ。 こんなプレイを続けていてはダメになる。 私は『プロジェクト シルフィード』を処分しなければならないだろう。 この『プロジェクト シルフィード』はゲームとしては大したことない。 以前にも書いたが。 ところが、意外と何回もやりたくなるのである。 2周目を始めた段階で既に、これ以上やっても意味がないと気付いていた。 上下のない宇宙空間で、ただグルグル回りながらロックオンしてるだけの時間や、動かない敵艦に強力ウェポンを打ち込むだけの時間が延々と続くゲームなのである、これは。 こんなゲーム、やってたらあかんわ、と思ってディスクを360から抜いて、棚にしまった。 しかし、またやりたくなるのである。 あの一気に敵を倒す瞬間が結構気持ちいいのだ。 3周目、4周目と、その度にディスクを片付けながら、結局5周もやってしまった。 これはイケマセン。 ひょっとすると、「××無双」シリーズなんかと同じなのかもしれないな。 私はあのシリーズを最初からバカにしていて、今まで一度もやった事ないけど。 ムービーを見たことがあるだけのゲームをなぜバカにしていたのか、ちょっと説明してみよう。 私はやったことがないから、あくまで仮の話である。 長い槍のような武器を360度振り回して、わらわら寄ってくる雑魚兵を攻撃できるとする。 しかも、雑魚は一撃で吹き飛ぶとしよう。 仮に槍が一周して戻ってくるまでの間に、雑魚に主人公に近づくだけのスピードがないとすると、これはゲームがゼロになる。 攻撃ボタンを連打すれば必ず無傷で終わるんだから。 例えどんなに絵が派手でも、これは極めて虚しい行為である。 (実際のゲームでは、攻撃範囲が狭かったり、コマンド入力させたり、何かゲームが入っているんだと思うけど) じゃあ、なんでああいうのが受けるのか、というと、要するに結果だけ欲しいのだ。 視聴覚的に大量の敵がなぎ倒されるという結果だけが。 あんなのがゲームらしいゲームだと思われるのは、甚だ心外なのである。(と、やりもしないで私は思っている) しかし、まあ、実際あんまり厳しいゲームは欲していないんだよな、と告白せざるを得ないな。 実際に『プロジェクト シルフィード』を繰り返しやってると。 何かプレイに縛りでも入れない限り、こりゃダメだ。 人様のこと、とやかく言えません。 |