インテリジェント ライセンス 2

気の重い話 2007_10_22

 

先日ガンダムゲーの話で書いたNさんが、『インテリジェント ライセンス 2』が面白いんです、といって徐(おもむろ)に新型PSPを鞄から取り出した。
どうしてこの人は新型PSPを持っているのだろうか?
ひょっとして凄いゲーマーなんだけど恥ずかしいから隠しているのではないか、などと不審に思ったとかなんとかいう話はさておき、私は別の話を書かなければならない。

『インテリジェント ライセンス2』が面白いんです、といって微笑むNさんを見て、私はある種の強迫観念に駆られたのである。
何となく『インテリジェント ライセンス2』を買わなければいけないような気がしたのだ。
私は勧めたワケじゃないけど、Wiiと『機動戦士ガンダム MS戦線0079』買っちゃってるからね、この人。
おまけに結局楽しんだのは私だけだし。
変に負い目を感じていたのである。

これだからゲームの話は他人(ひと)としたくない。
ゲームを勧めたり勧められたりしてゲーム談義をするのが面白い、と感じる人の方が世の中には多いのかもしれないが、私は駄目だな。
自分でやると決めたゲームだけやりたい。
人の世で生きることに向いていないのかもしれないな、私は。

しかし、である。
『インテリジェント ライセンス 2』は非常に面白いゲームだった。
例によって私はこのゲームを説明するつもりはないんだけど、簡単に書くとすれば、空間把握能力と課題解決能力を測定するゲームだ、ということになるだろう。
要するに、新手の知能指数測定をゲームで行うものである。
我々がかつて受けた知能指数はIQと呼ばれていたが、このゲームで測定する指数にはPQ(Practical Intelligence Quotient)値という名前が付いている。
脳みそに負荷をかける事がすなわちゲームであることを示す、非常に端的な例だろう。
ただし、このゲームは脳トレのようにムーブメントを起こす性質は持っていないのだが、それは次回書くつもりである。

さて、私はこのゲームを極めて面白いゲームであると感じたわけである。
通常であれば、私はこのことをNさんに報告しなければならないだろう。
でもこれが気が重い。
あまり深入りしたくないのである。
一人でゲームしてるのが、一番楽だよなー。


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