遊びたいゲームがないのはPS5だけじゃない。 XBSSにだって遊びたいゲームはない。 GamePass専用機の位置づけだから、GamePassに遊びたいゲームがないというべきか。 PS+Exよりなお一層、洋ゲー率が高いからね。 そんな中で唯一と言っていいぐらいやる気になったのが『Ghostwire: Tokyo』。 オープンフィールドのFPSなんかやりたくなかったのだが、開発会社が『Hi-Fi RUSH』と同じTango Gameworksということで、ちょっと目を引く存在だった。 やってみたら、これは面白かった。 基本的にはFPSなんだけど、銃の代わりに霊力を使うところがちょっと珍しい。 海外だと超能力を扱うFPSは多いけど、陰陽師風なところが日本っぽくて馴染みやすかったな。 更に一人称視点で自分の手だけ見えているところが上手く作用していた。 戦闘はLRボタンを中心に行うのだが、これにいくらか同一性の観点が入っているんだ。 自分の手を使って闘ってるような気がするの。 敵のコアを手で破壊するところとか、背後視点よりずっと自分がやってる感じがして迫力があった。 私は苦手なんだけど、LRを操作の中心に持ってくることにもメリットはあるんだな。 オープンフィールに対してもあんまり悪い印象はなかった。 鳥居を浄化することで行動範囲が広がっていくのだが、マップが拓けていくのが嬉しいんだ。 更にマップのいたるところに捕らわれた霊魂が浮いていて、これを開放することで経験値が溜まっていく。 やったらやっただけ成果を感じられるように創られていて、オープンフィールドの無駄感が全然なかったな。 めちゃめちゃ遊びやすかった。 私、初めてかも。 オープンフィールドのFPSを面白いと思ったの。 このTango Gameworksという開発会社は優秀なのかもね。 そこまでお金をかけている感じはしないけど、必要なところだけしっかり作りこんでるように見える。 マイクロソフトに買収されたZeniMaxの傘下らしいから、GamePassに今後もゲームを供給してくれるだろう。 そういう意味ではXBSSを持っていて悪くなかった。 |