『スプラトゥーン』でまたフェスの発表があった。 月一ぐらいでやるつもりなのかな? さすがにもうフェスでワクワクするってことはなくなっているけど、買ったばっかりの人もいるわけだから、文句を言っちゃいけないんだろうね。 24時間ガチホコが出来なくても我慢します。 ところで、今回の投票は「世界を救うのは?愛vsおカネ」というものである。 このフレーズを読んで、急に『幻魔大戦』を思い出した。 その昔、FM-7で発売されたアドベンチャーゲームのことである。 発売元はポニーキャニオンだったかな。 あれは酷いゲームだった。 記憶に残るゲームってのは、ああいうのを言うんだな。 私が中学生の頃だったか、一時期「幻魔大戦」が映画化されたりして、ちょっとブームになったことがあった。 しかし、もっと前に石ノ森章太郎が描いた原作の「幻魔大戦」があって、私はそれがブームになる前から大好きだったのだ。 母の同僚の弟さんに漫画好きな人がいて、ダンボールひと箱分貸してもらった中にそれはあった。 単行本は2巻で終わっていて、当時第3巻を探したんだけど、どうやら続きはないらしいね。 ゲーム化されるときいて、それはそれは楽しみだったものである。 ところがである。 出てきた商品はゲームと呼べるような代物ではなかった。 中身はスカスカであっという間に終わる。 当時のスペック・技術では、映画の内容をゲームとしてなぞることは難しかったんだろうね、たぶん。 それでも、あのラストはないぜ。 あれはいまでも忘れない。 30年以上前の話だから細部は違っているかもしれないが、記憶のままに書くとこういうラストだった。 ほとんどゲームらしいゲームがないまま、突然「世界を救うのは力か? Yes/No」と表示される。 当然、Noと入力するよね。 次に、「世界を救うのは愛か? Yes/No」と表示される。 まあ、Yesと入力するわな。 すると、「世界は救われた!」と表示されてプログラム終了、ゲームオーバー・・・。 あれはホントにビックリした。 売り物でこんな事ってあるんだって。 あれ以来、どうにも「世界を救うのは愛」ってフレーズが嫌いなんだよな。 受け入れられない。 今回のフェスも当然「おカネ」を選ばせていただきます。 |