常用しているノートPCにセカンドモニタをつけようと思った。 そこで、amazonで検索してみたところ、上から3番目に「ゲーミングモニター」と銘打たれたASUSのモニタが出てきた。 値段も23インチクラスの中では安い方。 特に画質にこだわりがあるわけではないので、これでいいかと思った。 実際に購入してみても、セカンドモニターとしては特に不満はない。 でも、せっかく「ゲーミングモニター」っていうぐらいなんだから、ゲームにも使わないとな。 『Wii Sports Club』のベースボールで全然打てないのは、モニタの遅延のせいじゃないかと前々から思ってたんだ。 おかしいもんな、あんなに打てないの。 こんなにも惨めな現実を私は受け入れられない! 早速WiiUをつないでプレイしてみた。 すると、やっぱりちょっと余裕がある感じがするんだ。 練習がてらホームラン競争やってると、ボールを見てから振っても間に合う感覚がある。 ハイスコアも一発でたたき出せた。 リビングのテレビよりは多少遅延が少ないんじゃないかな。 これは自分に期待できる、と思って何試合か対戦したのだが、結果には全く反映されなかった。 負けまくり。 完全に配球を読んで振ってるから、少しぐらい余裕が出来ても関係ないのだ。 一応、ボールを見てから振るように心がけてはみたものの、どのみちインハイの速球には間に合わなかった。 少し余裕がある分、むしろ遅い球を引っかけがちになって、余計打てなかったのかもしれない。 検索をかけていろいろ調べたところ、「ゲーミングモニター」という名前の所以はフレームレートにあるらしくて、遅延はまた別の話らしい。 遅延を少なくするにはもっと高級なモニターを買わないとダメだそうだ。 しかし、遅延をもっと少なくできるとなると、あれだな。 あの、超絶反応してくるスーパープレイヤー達は、いいモニタを使ってるのかもしれないな。 それはなんかずるい、というか、コンシューマ文化とは相容れない気がする。 PC文化に属する行為だな。 元々据置ってのはプレイヤーの状況が特定しづらいのだが、地デジ対応になって、いよいよコンシューマ文化を維持できなくなったのだろう。 PS4向けの大作洋ゲーなんか、ほとんど全部PCとのマルチになってるぐらいで、もうPC文化との境目はない。 となると、コンシューマ文化の生き残る道は、表示デバイスまで統一できる携帯ゲーム機ってことになるのかな。 ホントはWiiUにだってそういう使い方があったはずなんだが。 通信遅延はなくせないが同期させることは出来る。 タブコン側だけで完結して、且つ60分の1秒が効いてくるような競技性のある通信対戦ゲームを開発できていれば、WiiUの存在意義もあったかもしれないね。 ぱっと思いつくのは、格闘ゲームぐらいだけど。 |