魔界戦記ディスガイア_4

水は低い方に流れる 2005_01_05-06

 

中2の時の担任がよく「水は低い方に流れるんですよ、皆さん」などと私たちに説教をたれた。
人間というのは当たり前のことを言われると頭に来るもので、「なに当たり前のこと抜かしとんねん、このくそばばあ!!」などと思ったものである。
私はこれから当たり前のことを書こうと思っているだけなので、腹が立ちそうだな、と思う人は読まない方がいい。

私はこのところ、やめなくちゃやめなくちゃ、と思いつつも『魔界戦記ディスガイア』を続けてきた。
LV2500の魔王を倒した後に、LV4000の超魔王が出てきて、その途方もない強さにようやく終われそうな気がしている。
装備しているアイテムが強力なので、攻略HPによると、実レベル換算でLV30000ぐらいなんだそうだ。
あれを倒すにはおそらく後500時間くらいプレイしなければならないだろう。
ここまで150時間ぐらいだったことを思うと、いくら何でも目標が遠すぎて、逆に諦めがつく。

ここまでなんでこのゲームを続けてきたのかと考えてみると、やっぱり目に見える結果が出るからだろう、という結論に辿り着く。
通常はプレイヤーの状態を想定するために、次のレベルアップまでの経験値は指数関数的に大きくしていくものなのだが、このゲームはそうではない。
弱い相手と戦っていても割とレベルが上がっていく。
さらには、アイテム界の存在によりアイテムがレベルアップしていくことと、装備適正の存在により爆発的に成長するパラメーターがプレイヤーの喜びを増大させる。
やればやっただけ、或いはそれ以上に結果が出るゲームなのである、『魔界戦記ディスガイア』は。
自分が結果を求めている、ということに私は気づかないわけにはいかなかった。

並列してやっているゲームが全然進まなかった、このところ。
『サイヴァリア2』とかやってても、自分が成長しているのを実感するのって凄く難しい。
天秤にかけるとどうしても負けちゃう。
『ビューティフルジョー2』も30分ぐらいやってゲームオーバーになると、もうやめたくなる。
連続してやらないから、なかなか上手くならない。
『ロックマンエグゼ5』はRPGに分類されるけど、経験値がない。
強いカードを揃えて強くなるって、成長が分かり難いのだ。
前出2つよりはプレイしやすいけど、やっぱりなかなか進まない。

一方で、『流行り神』なんかは出来るんだ。
データベースの達成率があがっていく。
結果が目に見えて、それがおまけシナリオの発生につながるから、面白くなくても何とか進められるのである。
結局楽な方へ楽な方へといつも流されていたな。

ホントにダメなゲーマーだな、と思いながらこのところ私は『魔界戦記ディスガイア』を続けるハメになった。
『魔界戦記ディスガイア』は素晴らしいゲームなんだけど、こんなプレイばっかりでもダメなんだ。
もう少し自分に厳しくプレイしないといけないなと思う今日この頃である。



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