進め!キノピオ隊長 NS版、Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit

主観視点にややメリット 2019_08_03

 

予想通り、『Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit』はあれ以来一度も使ってなかった。
全部ゴミ袋に入れたまま。
邪魔くさいから捨てようか、とも思ったのだが、捨てるとなるとやはり勿体ない気もする。
何か他に使い道はないものかと検索していたら、『進め!キノピオ隊長』にVRモードが追加されたという記事を見つけた。
WiiU版をプレイしたのもずいぶん前だし、VRモードでやってみようかと思ったのである。
私は『進め!キノピオ隊長』を注文したのであった。
全部プレイできる期限付き体験版がもうすぐリリースされることも知らずに・・・。

アップデートを済ませて起動させたところ、驚くべき事にVR対応ステージは4つしかなかった。
完全にオマケの域である。
もう見た瞬間に、買うまでもなかったと思ったな。
まあまあでも、とりあえずやるしかない。

しかし、やっても感想は変わらないね、VRに対する。
画素が荒いのはそれほど気にならないが、視野が圧倒的に狭い。
リアルに見えることよりも、狭い視野を補うために首を動かしたり、ステージを回転させなければならないデメリットの方が大きいでしょ。
テレビ用に創られたゲームをそのままVRにしたところで、そのことが面白さには繋がらないよ。

強いて言うなら、主観視点にはややメリットがあるかもしれないが。
背後視点では見えない場所が見えるから。
発見したときにちょっとした喜びはある。
それもあくまで背後視点に比べたら、程度の話ではあるが。

総じて、なぜこんなのを今更作ったのかな?と首をかしげるような内容だった。
タイムリーな時期であれば、まだ分からないでもないが。
『04: VR Kit』の市中在庫がまだ残っていて、小売りとの約束を守る必要でもあったのか。
それとも本気でいけると思っているのか。
VRは分からんね、どうにも。
やっぱり捨てるしかないか。


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