予想通り、『Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit』はあれ以来一度も使ってなかった。 全部ゴミ袋に入れたまま。 邪魔くさいから捨てようか、とも思ったのだが、捨てるとなるとやはり勿体ない気もする。 何か他に使い道はないものかと検索していたら、『進め!キノピオ隊長』にVRモードが追加されたという記事を見つけた。 WiiU版をプレイしたのもずいぶん前だし、VRモードでやってみようかと思ったのである。 私は『進め!キノピオ隊長』を注文したのであった。 全部プレイできる期限付き体験版がもうすぐリリースされることも知らずに・・・。 アップデートを済ませて起動させたところ、驚くべき事にVR対応ステージは4つしかなかった。 完全にオマケの域である。 もう見た瞬間に、買うまでもなかったと思ったな。 まあまあでも、とりあえずやるしかない。 しかし、やっても感想は変わらないね、VRに対する。 画素が荒いのはそれほど気にならないが、視野が圧倒的に狭い。 リアルに見えることよりも、狭い視野を補うために首を動かしたり、ステージを回転させなければならないデメリットの方が大きいでしょ。 テレビ用に創られたゲームをそのままVRにしたところで、そのことが面白さには繋がらないよ。 強いて言うなら、主観視点にはややメリットがあるかもしれないが。 背後視点では見えない場所が見えるから。 発見したときにちょっとした喜びはある。 それもあくまで背後視点に比べたら、程度の話ではあるが。 総じて、なぜこんなのを今更作ったのかな?と首をかしげるような内容だった。 タイムリーな時期であれば、まだ分からないでもないが。 『04: VR Kit』の市中在庫がまだ残っていて、小売りとの約束を守る必要でもあったのか。 それとも本気でいけると思っているのか。 VRは分からんね、どうにも。 やっぱり捨てるしかないか。 |