ザ・ファイナルタクシー、PlayPass版

知りたい気持ちが上回る 2024_01_12

 

何年前のことか忘れたが、『パラサイトデイズ』というゲームをプレイした。
それは、体力を吸い取る寄生生物を植え付けらた状態で、どうにかにして生き延びるゲーム。
その寄生生物の見た目が女の子みたいで、しかも結構いい奴なのがポイント。
自分だけ生き残るか、共存するかなどのマルチエンドになっていて、思いのほか面白かった。
ゲーム話に書こうと思っていたのに、すっかり忘れていたのである。
今更書く気にもなれない。

それはさておき。
PlayPassのリストを見ていて、アイコンに既視感を覚えた。
『パラサイトデイズ』の絵に似ていたのだ。
開いてみたら、同じメーカーの『ザ・ファイナルタクシー』というゲームだった。
他に目ぼしいものも見当たらないので、試しにやってみることにした。

簡単にゲーム内容を説明するならば、『CRAZY TAXI』と『neo cab』を足して、超簡略化したような感じかな。
人もまばらな荒廃した世界で、タクシーでお客さんを運びつつ悩み相談を受けているうちに大事件を解決してしまう、というようなお話。
これはめちゃめちゃ面白かった。
ゲーム部分はさておき、テキストが面白い、声を出して笑うほど。
主人公であるドライバーではなく、相棒のAIが9割がた喋るのだが、これが超面白いのである。
漫才に近いというべきかもしれない。
口数の少ない主人公がボケで、口数の多いAIの方がツッコミ。
この掛け合いを読みたくてどんどんプレイしたくなる・・・はずだった。

しかし、実際には全然進まなかった。
というのも、ゲームが全然面白くないから。
ただハンドルを回すだけ。
PlayPassだと広告を見なくてもターボ状態でスタートするから、ひたすら全力で円を描くだけなの。
これはホントにつまらなかった。
ワンプレイ1〜2分ぐらいなのだが、3回もやると止めたくなるほど。
テキストを読みたい気持ちとゲームをやりたくない気持ちの綱引き状態であった。

シリーズ1の終盤になってようやく先を知りたい気持ちが上回ったな。
実はお客さんの悩みがリンクして絡み合っていた。
それを解きほぐしていくと、大事件まで都合よく解決できちゃうシナリオが気持ちよくて、最後の方は一気にプレイできたよ。
面白かったなあ。
しかも、まだ全然終わりじゃない。
現在、シーズン3まで公開されてるから、まだ三分の一終わっただけ。
もっとも、シリーズ2に入ってお客さんがリセットされたから、また止めたくなってるけど。


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