スクウェアにはびた一文儲けさせない。 そのポリシーはいまも変わっていないのである。 従って、FF15が発売されても当分はプレイ出来ないと思っていたが、なんと序盤がそのまま遊べる体験版がリリースされた。 FF本編ほどの超大作で体験版なんて、ちょっと意外な感じ。 よっぽど予約が集まってないのかな? それはともかく、スクウェアの儲けにならないなら、まあ、やってみたい気がしないでもない。 実はなによりオープニングに興味があった。 オープニングになっがいムービーが入ってたら、思いっきり悪口書いてやろうかと思って。 しかし、そこはさすがに避けていたな。 プレイヤーに操作させるシーンから入って、ムービーは短め。 今どきは綺麗なムービーがご褒美にならないので、キャラやストーリーに思い入れが出来る前に長いムービーを見せてはならない、という程度の認識は創り手も持っているらしい。 戦闘も気を遣ってる印象だな、外人さんと日本人の嗜好の違いに鑑みて。 向こうの人たちはコマンドバトルは時代遅れだと言ってるらしいから、アクションっぽくしながらも、実質的にアクティブタイムバトルと大差ないぐらいの緩い入力。 大したことをやっていないのに、大したことをやっているように感じさせるのがJRPGの本質だとするならば、実に日本的だと私は思う。 特にケチをつける気にはならなかった。 男性キャラ4人組が気持ち悪いとか、日本人っぽくない顔立ちなのに日本語喋るのが気持ち悪いとか、生理的に受け付けないものはあるが、それはまあ仕方ないか。 好き好きだからな。 ただし、オープンワールドは何回やっても何が面白いのか、さっぱり分からんな。 スタートしていきなり車が壊れて、しばらく徒歩でお使いをさせられるのだが、移動するのが無駄に思えて仕方ない。 あれの何が得なのか、分からないんだよ。 目的地がマップにも視野にも表示されるところからして、プレイヤーは迷いたくないと創り手も思ってるんでしょ、たぶん。 戦闘がシームレスなのはいいけど、広い空間を用意する意味がよくわからん。 創る方もただ通り過ぎるだけの風景をどこから見ても破綻しないように、きっちり作らなきゃいけないわけでしょ。 労力の無駄じゃん。 誰が得してるの? 移動している間、キャラが世間話をしてるから、声優さんの仕事は増えるわな。 声優さんは得してるかもしれんが・・・。 製品版をプレイしたら、その謎は解けるかもしれないが、それはかなり先の話になるはずである。 |