2Dソニックはボス戦が面白くない。 これは昔からずっとそう。 ボス戦だけふんわりとしたジャンプで攻撃を避けながら、そっと体当たりしなければならず、全然スピード感がないの。 3Dになってオートエイミングが導入されたので、少しマシになったが、それでもやはりボス戦は面白くなかった。 基本的に体当たりするだけだから。 結局、ボス戦以外のステージをタイムアタックする以外に楽しむ方法がなかった。 今回『ソニックフロンティア』の何が良かったって、ボス戦にスピード感があるのが良かった。 スーパーソニックに変身してからは、ボスに近づく部分と攻撃する部分に分けられている。 近づく部分はカウンター以外の攻撃はさせずに、目一杯スピード感を出す。 そして、いざ敵に近づいたら、今作から導入した?コンボなどで派手に攻撃させる、といった案配。 LR系と攻撃ボタンを同時押しすることによって、適当にやっても派手な攻撃が発生するように作られていて、一回だけやるなら十分楽しめる内容になっていた。 創り手の方でも、ボス戦にスピード感が必要だという認識はあったんだろうね。 どうにかしてソニックを走らせようという意図は感じられたよ。(スーパーソニックは飛んでるけど) ここは凄くよかった。 それでいて、従来のソニックも包含していた。 カオスエメラルドをゲットするために、従来型のタイムアタックステージもプレイしなければならないのだ。 いうなれば、集大成的な仕上がりになっていた。 ソニックが速いから移動にそれほど時間はかからないし、オープンフィールドであることにはあまり意味を感じなかった。 私からすると、遊びやすいゲームだったという印象だな。 私は3Dソニックの最高傑作だったと思っている、この『ソニックフロンティア』を。 PS5が手に入ったら、もう一回やってみたいと思っているぐらい。 フレームレートが上がったら、もっとスピード感が出るかもしれないし。 もっとも、いつまでたってもPS5は手に入らないけどね。 yodobashi.comで普通に買えるようになるまで、買うつもりもないんだけど。 |