私も長年にわたってゲームをし続けてきたが、さすがに最近ゲームをやるのが辛くなってきた。 何が辛いって、新しいルールを覚えるのが辛いのである。 なんせ次から次へと新しいゲームを立ち上げるので、いちいち理解度を上げる過程を踏まなければならないのである。 理解度上げないとどんなに素晴らしいゲームであっても楽しくならないからね。 一つのゲームをやり込むってのは、実はラクで楽しいことなんだ。 そういえば、このところやり込んでるゲーム一本もないな。 だから辛く感じてるんだろう。 ところで、私はまた新しいゲームを買ってきた。 買ってきたのは、『アイ・オブ・ジャッジメント』。 CCDカメラを使ってカードを読み取ることで、ちょっと話題になったPS3のゲームである。 このゲームをプレイするためには、まずカメラを組み立てなければならない。 やけにでっかいパッケージを開けると中にパーツが入っているので、適当に組み立てた。 面倒だからマニュアルは見てないけど、穴の空き方や切り欠きの形状を見れば大体分かる。 適当に組み立てていくと、30センチぐらいの高さからカメラがフィールドを見下ろす状態でセットアップできた。 これをPS3につないでゲームを起動させてびっくり。 ちゃんと映ってる! 思ったより綺麗に映るので驚いた。 ゲーム専用の布地を引いてカードを置くと、いかにもカードゲームをやっている感じがして楽しい。 これはなかなか凄いな。 この段階で私はかなり満足した。 ただし、問題はここからである。 何せこれはカードゲームだから、ルールを覚えなきゃならない。 メンド臭い! 急速に気持ちが沈んでいく。 やむを得ないので説明ムービーを見たのだが、これが頂けない。 やけにゆっくりハッキリした声でしゃべりやがる。 おまえは自動車教習所のビデオかよ。 ムカツクので早送りしようかと思ったが、飛ばすことは出来ても早送りは出来ないらしい。 聞き続けるのは苦しいけど、きかなければ分からない。 これは弱った。 弱りすぎたので、とりあえず電源を切った。 カメラを部屋の端っこに寄せて布のテーブルをしまうと、次回のことが酷く億劫に思えてくる。 このカメラとテーブル、またセットアップしなきゃならないんだな・・・。 <後日談 2008_02_11> なんかいまいちテンポ悪い気がするな。 実際にカードを使うことで、かえって待ち時間が発生して間延びするんだよな。 一回のプレイは短いんだけど脳みそ使っている時間も短い。 WiiにDSを接続して、DSに手札を表示させた方がいいんじゃないか。 <後日談 2008_03_25> DSの『高速カードバトル カードヒーロー』をやり始めたけど、これ同じだな、『アイ・オブ・ジャッジメント』と。 上画面が『アイ・オブ・ジャッジメント』のカメラに相当する格好だ。 実際のカードを使わない方がテンポが良くなって断然面白い。 収集欲を駆り立てること以外に実物のカードを使うメリットはないかもしれないな。 |