アイ・オブ・ジャッジメント

カメラが動くまでは楽しい 2008_02_07

 

私も長年にわたってゲームをし続けてきたが、さすがに最近ゲームをやるのが辛くなってきた。
何が辛いって、新しいルールを覚えるのが辛いのである。
なんせ次から次へと新しいゲームを立ち上げるので、いちいち理解度を上げる過程を踏まなければならないのである。
理解度上げないとどんなに素晴らしいゲームであっても楽しくならないからね。
一つのゲームをやり込むってのは、実はラクで楽しいことなんだ。
そういえば、このところやり込んでるゲーム一本もないな。
だから辛く感じてるんだろう。

ところで、私はまた新しいゲームを買ってきた。
買ってきたのは、『アイ・オブ・ジャッジメント』。
CCDカメラを使ってカードを読み取ることで、ちょっと話題になったPS3のゲームである。

このゲームをプレイするためには、まずカメラを組み立てなければならない。
やけにでっかいパッケージを開けると中にパーツが入っているので、適当に組み立てた。
面倒だからマニュアルは見てないけど、穴の空き方や切り欠きの形状を見れば大体分かる。
適当に組み立てていくと、30センチぐらいの高さからカメラがフィールドを見下ろす状態でセットアップできた。
これをPS3につないでゲームを起動させてびっくり。
ちゃんと映ってる!
思ったより綺麗に映るので驚いた。
ゲーム専用の布地を引いてカードを置くと、いかにもカードゲームをやっている感じがして楽しい。
これはなかなか凄いな。
この段階で私はかなり満足した。

ただし、問題はここからである。
何せこれはカードゲームだから、ルールを覚えなきゃならない。
メンド臭い!
急速に気持ちが沈んでいく。

やむを得ないので説明ムービーを見たのだが、これが頂けない。
やけにゆっくりハッキリした声でしゃべりやがる。
おまえは自動車教習所のビデオかよ。
ムカツクので早送りしようかと思ったが、飛ばすことは出来ても早送りは出来ないらしい。
聞き続けるのは苦しいけど、きかなければ分からない。
これは弱った。

弱りすぎたので、とりあえず電源を切った。
カメラを部屋の端っこに寄せて布のテーブルをしまうと、次回のことが酷く億劫に思えてくる。
このカメラとテーブル、またセットアップしなきゃならないんだな・・・。



<後日談 2008_02_11>
なんかいまいちテンポ悪い気がするな。
実際にカードを使うことで、かえって待ち時間が発生して間延びするんだよな。
一回のプレイは短いんだけど脳みそ使っている時間も短い。
WiiにDSを接続して、DSに手札を表示させた方がいいんじゃないか。



<後日談 2008_03_25>
DSの『高速カードバトル カードヒーロー』をやり始めたけど、これ同じだな、『アイ・オブ・ジャッジメント』と。
上画面が『アイ・オブ・ジャッジメント』のカメラに相当する格好だ。
実際のカードを使わない方がテンポが良くなって断然面白い。
収集欲を駆り立てること以外に実物のカードを使うメリットはないかもしれないな。


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