Exo One、GamePass版

スケボーを面白いと感じるのと同じ 2022_08_09



TVerを観ていると、ホントにグーグルのことが大嫌いになる。
CM入れすぎ。
しかもおんなじヤツばっかり入れやがって。
なんなんだよ、あのスケーボーのCM。
そんな奴知らんよ。
しかし、ふと気づいた。
スケボーを楽しむ人が沢山いるからには面白いと感じる理由があるはず。
それはあれと同じなのか、と。

このところ『Exo One』というゲームをプレイしていた。
これは、GamePassの中で見つけたジャンルを説明するのが難しいゲームである。
たまには毛色の違ったゲームもよかろうと思って。
重力を変化させることだけを推進力とした超特殊な宇宙船を操って、とにかくひたすらどこかへ進んでいくゲーム。
重力方向にしか動けないので、傾斜や空気抵抗を利用して重力を前向きの推進力へと換えていくのだ。

しかしながら、とにかく何が面白のかさっぱりわからない。
目的もよくわからないまま、ただひたすら進んでいくだけ。
ステージの合間にストーリーは描かれるのだが、断片的過ぎてまったくわからない。
ブラピ主演の映画『アド・アストラ』みたいなお話なのかな?
宇宙に取りつかれて帰ってこない仲間を連れ戻しに行くお話のように思えたが、確信はない。
それぐらい意味不明。
それでも一応エンディングまではプレイできた。
火山やら酸性雨やら特徴のある星を巡っていくので、景色は素晴らしかった。
物理演算を操作や景色に応用することを目的として創られたゲームであろうと推測する。

ゲームを終えてから思ったのだが、重力やら位置エネルギーをゲームとして使うということは現実世界でもあるんだよね。
スケボーもそうだし、ブランコとかもそう。
重心を上下させることにより加減速することもできる。
ああいうのをテレビゲームに持ち込んだ、と思えばこの作品が創られたことも全然不思議じゃない。
そもそも得をする要素なわけだから。
スケボーやブランコは危険を伴うけど、危険を伴わないテレビゲームは得している、と考えることもできるし、宇宙を旅できると思えば尚更得をしているとも言える。
私は気づいていなかっただけで、ほんとは面白いと思っていたのかもしれない。


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