不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!_2

いいわけ 2002_03_14

 

人に助けを求めていいものか?
ゲーマーとしてのプライドが許さないだろう。
ましてや天輪国上級10階ごときで助けを求めるなんて・・・・、恥ずかしいにもほどがある!
「俺は絶対に屈しないぜ!」とか言ってるそばから、私はファミ通.comの「『不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!』風来救助隊冬の陣!」宛にメールを書くのだった。


『風来のシレン外伝』ではスコアアタック大会が開かれることになっている。
ダンジョンに潜るたびに付いてくるスコアを競うのだ。(スコアの付け方は不明。しかし、先に進めば進むほど高得点なのは間違いないだろう)
締め切りは3月31日。

これはチャンスだと思った。
ゲームを楽しむために利用できるものは全て利用したい。
そのためには、装備をレベルアップさせなければならなかった。(ステータスは毎回0に戻るけど、装備は持ち越せるのだ)

しかし、本編の方は「装備持ち込み禁止」だったので、レベルアップできない。
私は『風来のシレン外伝』の攻略を進める傍ら、毎日少しずつ装備をレベルアップさせることにした。
持ち込み可能なダンジョンに入って、鍛冶屋へ行くなり、巻物を拾うなりするわけである。
とにかく時間が取れなかったので、レベルアップは毎日+1、+2と言う有様であった。

そんなこんなで2週間ほどが経った。
剣・盾共にようやく+25となり、これなら3月24あたりには+70ぐらいはいけるかな、と思い始めた矢先にそれは起こったのだ。
天輪国上級10階でやられてしまったのである。
レベルアップしたイヤすぎカッパに銭投げ攻撃を食らって即死。
アンビリーバボー!
天輪国上級10階で死ぬか!ふつう。

このゲームでは自分で救助に向かうことも出来るが、別のセーブデータを使わなければならない。
救助に向かうのは、新しいデータで中ボスをクリアした後。
前回中ボスを倒すのにかかった時間が18時間だったことを考えると、これは間に合わない。
誰かに助けを求めるしか・・・。

その時私の脳裏に浮かんだのは、ファミ通.comの「『不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!』風来救助隊冬の陣!」だった。
なぜだか知らないが、ファミ通.comで救助したい人と救助されたい人の仲介をしてくれるのである。

これは迷った。
申し込むべきか否か。
ゲーマーとしてという以前に、平素人間を拒絶している私が、人に助けを求めるなんて許されない。
しかし、現実問題として助けてもらわないことには間に合わないのである。
「ああ、そうさ。
 俺は卑怯者さ。
 しかし、ゲームを楽しむためならば、俺はどんな手段も使うぜ!
 俺はマキャベリストなんだ!」(いいわけ)

今なら、私の助けられざまを、ファミ通.comで確認することが出来ます。



<後日談 2002_03_16>

早速助けていただきました。
月龍さん、ありがとう。
ファミ通.com担当の方、ありがとう。
私も人を助けたいぜ!


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