エボリューション2

こんな気分の時には 2000_04_17

 

な〜んのひねりもないやんけー。
エンディングを見ながら、思わずつぶやいた。
だが、それなりに満足していたのだ。

どうもゲームに燃えられない。
このところ、そんなことばかり書いている。
しかし、燃えていないからといってゲームしていないと思ったら大間違い
で、する事はちゃんとしているのである。
そんなわけで今日もまた一つのゲームがエンディングを迎えた。
「エボリューション2 〜遠い約束〜」

とにかくオーソドックスなRPGだった。
本当に何のひねりもない。
RPGがほとんどないDCだからこそ貴重な存在になりうるが、成熟した
PSの市場だったら、見向きもされないのではないだろうか。
もちろん、DCならではの美しい画面と高速なアクセスは、十分評価に値
するのだが・・・。(発売されたのはPS2の前だったし)

ところで、私には『やるぞー』と思って取り組みはじめたRPGがある。
以前「軸にはなれない」の中で書いた「ベイグラントストーリー」のこと
である。
実は全く進んでいない。
このファミ通でオール10点を取った素晴らしいであろうゲームなのにだ。

正直言って、今の私には荷が重いと感じた。
テンションが下がっている今、これほど突き放した感のあるゲームは、私
をして苦しみばかり感じさせる。
素晴らしいゲームなのであろう、ということは伝わってくるが、どうにも
やる気になれない。
セーブポイントがあると、セーブして、とりあえず電源を切る。
次の日再開すると、自分が次にどっちに進むんだったか忘れてしまってい
る、なんてことが何回もあった。
システムも理解するのは少々困難だ。
おそらく、一度に2〜3時間ぶっ続けやれば、すぐにのめり込めるに違い
ない。
だが、今の私にはそれが出来ないのだ。
致し方あるまい。

「エボリューション2」にはビジュアルメモリーにプレイタイムを表示す
る機能がある。
時間を見てみたら、最初のセーブまでに要した時間は15分、2回目には
29分を指していた。
つまり、そこで一回休憩を入れているわけで、今の私にはその辺が精一杯
なのである。(最終的には一週間で終わったけど)

つまり何が言いたいかというと、こんなゲームも必要だっていうこと。
とにかくオーソドックスで取っつきやすく、それなりに達成感も与えてく
れる。
ゲームのラインナップにはそういうものも必要なのだ。

「エボリューション2 〜遠い約束〜」。
こんな気分の時には、うってつけのゲームだった。


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