今更読めないだろ、と思うノベル系のゲームがいっぱいある。 突然なのだが。 私は『ONE』というエロゲーが大嫌いなので、その系列に属する有名な『Kanon』、『AIR』、『CLANNAD』なんかは一度たりともやりたいと思ったことがない。 それは許されると思うんだ。 だって嫌いなんだもん。 しょうがないじゃん。 しかし、別に嫌いじゃないのに読めない有名な作品もあるのだ。 たとえば、同人から有名になった「ひぐらしがなんたら」とか「fateなんたら」なんかは、コンシューマーのアドベンチャーゲームなんかじゃ到底太刀打ちできないほど売れているし、当然人気もある。 読んだことがないから嫌いも何もないのだが、これはやはり読めない。 だって、既に世の中で評価が固まってしまっているからね。 すっごい長い文章読まされるんだから、読んだら何か書きたい。 でも、批評し尽くされたモノについて今更書いても、もう新しい切り口では書けないだろう、と想像がついてしまう。 世間の評価が高ければ高いほど、逆に面白く感じられない、という危険性もあるしな。 面白くなかった話を書いてもつまらないし、単なるアンチ気質だと思われるのも癪に障る。 だから、読めない。 読むなら旬のうちに読まないと。 タイミングを逸してしまうとプレイできなくなる作品というのは結構いっぱいあるのである。 そんな既に読めなくなった有名な作品群の中に『infinity』というのがある。 商業的にはそれほど成功したわけではないようだが。 ループを繰り返すことによって真実が明らかになる、いかにもといった作品らしい。 DCの末期に移植されていたのは知っていたが、やはりその段階で既に読めなかった。 ここまできて、やっと本題である。 『infinite』の系列に属する作品で『Remember11』というのがあって、この作品はどうもあまり高い評価を得ていないようであった。 これなら読めるかもしれない。 微妙な評価を受けている方が何かしら書く余地はあるだろう、とスケベ心でPSP版をやってみることにした。 しかし、これはまた大変だった・・・というかまだ今も続いているのだが・・・。 序盤はワケがわからない上に、ショタ狙い?のキャラが気持ち悪くて、全然読み進められない。 睡眠薬代わりにプレイしてみると、ホントにすぐに寝てしまう毎日だった。 仕方がないので、エアロバイク漕ぎながらプレイしてたんだけど、これまたなかなか進まない。 そんなにずっと漕いでられないからな。 たぶん最後まで読まないと訳がわからないんだと思うけど、とりあえず世間の評価が微妙なのは結構納得した。 これはつらいな。 世の中の評価は意外と正しいもんだ。
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