脱出アドベンチャー 呪いの数列

いいとこ取りすればいいのに 2016_11_02

 

ゲームを創ってる人たちは、他社の似たようなゲームで遊んだりしないのだろうか?
アーティストなんかは、真似しちゃわないように敢えて見ない・聴かない、なんて話も聞くけど、ゲームは別にいいんじゃないのかな。
あちこちからいいとこ取りすれば、もっと面白いゲームが出来そうなもんだが・・・。

余りにも遊びたいゲームが無いのでeSHOPの情報を検索していたところ、「THE密室からの脱出」シリーズの過去作がパッケージで発売されていたことに気付いた。
一本に5作も入っていて、単体で買うよりかなりお得。
新しい方が出来が良いであろうということで、『THE密室からの脱出 アーカイブス2』を買ってみた。
もうだいぶ前の話なのだが。
5作ともなるとさすがに結構なボリュームで、やっと終わった。
クリアしても尚お買い得だったと感じている。

このシリーズも下を直接タッチする仕様になっていた。
上画面は3Dで描かれているのだが、静止画を下にコピーすることで、直接タッチを実現している。
これでいいじゃん。
マシンパワーが足りないのか、少し動作が引っ掛かるような感触はあるけど。
この方式を余所のゲームでも取り入れてくれればいいのに、と思ったな。

メモに上画面を縮小して貼り付ける機能があるのも嬉しい。
やっぱりタッチペンでメモをとるのってメンド臭いからね、書きにくいし。
かといって、紙を用意するのも億劫だ。
この機能も余所で使って欲しいな。

しかし、アイテムの使い方はあんまり進歩していなかった。
アイテム側に謎を仕込めてないんだよ。
この間やった『脱出アドベンチャー 呪いの数列』なんかの方が前を行ってる。
あれなんかは逆に取り入れた方がいいんじゃないか。
謎解きが足りないから、アイテムを見つけにくいところに配置したり、移動に規則性がなかったり、変な部分をゲームにする必要が生まれてるんじゃないかな。
そんなんプレイヤーは望んでないから、謎解きで勝負して欲しい。

こう考えてみると、色んなゲームからいいとこ取りしたら、良く出来たゲームになりそうなもんなんだが。
開発者側からすると、真似だと批判されたくないのかな。
私は真似すればいいじゃん、と思うのだが。
単に知らないだけかもしれないけどね。


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