どこまでプレイしたら、私は「このゲームをプレイした」と言っていいのだろう? どこで終わったらいいんだろう? 私は未だに『罪と罰』から離れられないでいる。 平たく言えば面白いからだ。 56937272点 スコア 47分07秒 クリアタイム 2382ヒット これが私の難易度ノーマルにおけるベストデータである。 このスコアをいわゆるライトなユーザーが見れば、なかなかのスコアと思うかもしれない。 しかし、マニアな方が見れば、なんだその程度、ということになるだろう。 実際、私も行き詰まるような段階ではないと感じている。 ここから先はノーミスでポイントアイテムを稼いでいく事になるだろう。 このゲームでは、ポイントアイテムをノーミスで取っていくと、ボーナスポイントがどんどん増えていく(最大5万点)。 基本的に覚えゲーなので、スコアがまだまだ伸びるのは間違いない。 ただ、ここから先に進む必要があるんだろうか?とも思うのだ。 特別目標があるわけじゃない。 目標を自分で定めようにも、難易度は3種類あるし、スコアを重視するのか、ヒットを重視するのか、クリアタイムを重視するのかによって、プレイスタイルは変わってしまう。 他にも遊びたいゲームは山のようにあるのだ。 自由になる時間は少ない。 また悪いことにこの『罪と罰』というゲームは長い。 スコア稼ごうと思うとどうしても50分はかかってしまう。 他のゲームとは別腹で、というわけにもいかないんだ。 止めてしまうべきかもしれない。 一度はそう決意した。 しかし、面白いだけに苦しい。 それに私は仮にも世界一のゲーマーを目指すというのだから、ここで更に自分と勝負しなくてはならないんじゃないのか?とも思う。 ここで止めてしまって、『罪と罰』というゲームをプレイしたと言ってしまっていいのか? どこで終わったらいいんだろう。 私はいま幸せな苦しみの中にいる。 <後記 2001_01_07> 1月5日にこの文章を書いてから、かえって『罪と罰』熱が高まってしまった。 こればっかりやっている。 ハイスコアは63565000点に、ヒット数は2517にまで伸びた。 ここへ来て、更にこのゲームが見えてきたような気がする。 局面局面で彼は私に問うてくるのだ。 「さあ、どうするの? 意地を張るの?それともやめとく?」って。 「どっちを選択したらいいの?」って聞くと、「自分で決めな」と言い返されてしまう。 仕方がないので、自分の腕と相談して決めるしかない。 そして彼は、たいていの場合、意地を張ったときにだけ大きなご褒美をくれるのだ。 それはたまらない喜び。 実を言えば、そろそろ煮詰まりつつあるのかな、という気もしている。 ここから先は完全なパターンを作らないと時間の無駄かもしれない。 スコアもヒットも、伸びが小さくなってきた。 そうは思いながらも、なぜかプレイするゲームは『罪と罰』ばっかりなのだ。 |