Wii版、エレビッツ

記憶にございません 2014_01_23

 

左手の親指が痛むことに気付いた。
確認してみると、指先の皮が5ミリほど割れている。
歳取ると冬場、爪際の皮が固くなって困るんだけど、そこが指紋の溝に沿って裂けちゃったんだ。
歳は取りたくないな、ホントに。
指先は神経が細やかだから、メチャクチャ痛いよ。
これじゃ、繊細な操作を要求するゲームは無理だな。
とすれば、こんな時こそWiiの出番なんじゃないか。
左手側はあんまり使わないだろ。
なにか見逃してたWiiの傑作はないものか、と探していて見つけたのが『エレビッツ』だった。
全く記憶にない名前だったのだが、これは意外に面白かったな。

2006年に発売されたゲームなので、今更説明しても仕方ないか、とも思うのだが、逆に誰も調べないだろうから多少は説明する。
簡単に言うと、エレビッツと呼ばれる電気の妖精さんを捕まえるゲームだ。
電気の妖精さんのおかげで電気が使える世界のお話。
妖精さんは物陰に隠れているので、モノを動かさなければならないが、重いモノを動かすには家電製品を通電させる必要がある。
家電製品を通電させると、エレビッツを捕まえるだけでなくモノも動かせるキャプチャーガンをレベルアップさせることができるからだ。
通電に必要なエレビッツを捕まえるためにどこから探していくか、どこを動かしていくか、というあたりに多少謎解き要素があるし、本当の謎解きもいくらかは用意されている。
形式はFPSなのだが、少しアドベンチャー要素も入っているといったところだ。
Wiiリモコンで唯一精度が出せるポインティングを上手く使ったゲームだった。
これは面白かったな。

最終的には、家も遊園地もグッチャグチャになっちゃうんだけどね。
あらゆるモノを引っぺがすから。
家すらも動いちゃう。
そういうところも、面白さのひとつなのかな。
処理落ちしまくるので、マシンパワーがもっとあれば、尚更面白かっただろうとは思う。

それにしても、おかしい。
こんな面白いゲームをなぜ私は知らなかったのか?
今調べてみて驚いたのだが、これローンチタイトルなんだって。
全然覚えてないよ。
やっぱあれかな、ローンチでサードパーティーが面白いゲーム創れるわけがないと決めてかかって、最初からチェックする気もなかったのかな。
反省しきりです。


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