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年末年始、遊ぶべきゲームが全く見当たらなかった。 仕方がないのでSTEAMで何か買おうかと思ったのだが、1月2日までウィンターセールをやってて、値引き率がいまいち低かった。 きっと新年セールの方が値引き率が高いだろうと思い、私は待っていたのである。 しかし、新年セールがない! 旧正月セールはあるのに、新年セールはないらしいのだ。 これは弱った、どうしよう、と思っているところに発売されたのが『ダンジョン崩し』。 元々安いうえにいきなり40%offだったから買ってみた。 パッと見はヴァンサバの亜種のような感じ。 タイトルが表すように、ダンジョンの壁を崩してお金を稼ぎ、それによってパワーアップするところと, プレイ時間が短いところに特徴がある。 何秒だったか忘れたが、数百秒ぐらいで敵の警戒モードが引き上げられて必ず負けるので、それまでの間にパワーアップしてボスを倒さなければならない。 ただファーストタッチではあんまり面白いと思わなかった。 最初は攻撃力も攻撃頻度も低く、爽快感が全くない。 しかも、あんまり上手くなる要素がないような気がして、コンティニューしてもクリアできそうに思えなかった。(パラメーターを維持したまま2回やり直せる) しかしこれは間違いだった。 このゲームではマップが固定されているので、アイテムや助っ人の位置を覚えることで成長のペースを速めることが出来るのである。 そうすると、壁を壊すスピードも速くなるので、お金もどんどん溜まる。 最初はあまり成長しなかったキャラがぐんぐん成長するようになっていくのだ。 プレイするたびに、掛け値なしで加速的に強くなっていくので、めちゃめちゃ面白く感じられたな、この時は。 7回目あたりでクリアできてしまったから、あっという間に終わった感じだけど。 いや、これは素晴らしかった。 短時間でギュッと詰まったプレイを堪能できるゲームだったね、これは。 時代に合ってる。 このゲームを開発したのは『勇者30』を創った人らしいのだが、時代がこの人の作風に追い付いたというべきなのか。 |