PSのDUALSHOCKを初めて使ったとき、こんなもん普及するはずがないと思った。 だって、アナログスティックの位置が低すぎるもん。 空いている位置につけただけのつまらないコントローラーだよ。 コントローラーに対する思想がない。 当時の私の立場上、認めるわけにはいかない事情があったにせよ、それを抜きにしてもなお出来の悪いコントローラーだと思ったな。 しかし、世間の皆さんはそんなこと全然気にならなかったらしい。 ベストな位置にスティックが付いていないからといって、それを理由に買わないという判断はしないんだな、平均的なプレイヤーは。 機能として使えれば、まあいずれは慣れるんだろう。 PS2は世界を席巻したし、PS4になってもスティックの位置はずっとそのままである。 ところで、あまりにもやりたいゲームがないので、PS4版の『Escape Plan』をプレイしていた。 PS+の無料DLコードが余ってたから、使わないともったいないと思って。 よくある出来の良いアクションパズルゲームだったよ、『Escape Plan』は。 べちゃって潰れて死んだり、効果音が下品だったり、いかにも外人さんが創ったって感じの、よく出来たゲーム。 面白かった。 ゲームの中身について、あんまり説明するつもりはない。 しかし、PS4のコントローラーを無理矢理使ってるという意味では、目新しい部分はあった。 私が初めてプレイしたDUALSHOCK4のタッチパネル?を使ったゲームだったのである。 DUALSHOCK4のタッチパネルって一見して位置が悪くて、使い道がなさそうに私は感じていた。 このゲームではボタンが余っているのに敢えてタッチパネルを使っている。 プロペラを回すのにタッチパネルを使ったりするんだ。 それが面白さにつながっているわけではないんだけど、一応使えることは使えた。 ○なり△なり、あんな狭いパネル上でも親指でちゃんと描けるし、認識も出来る。 考えようによっては、3DSで上画面を見ながら下画面を右アナログスティックの代わりに使うのと同じ事も出来るはずだ。 単なるボタンとしての使い道もあるし、第3のアナログスティックとしても使えるってことなんだろう。 あんなところに付いてて使うはず無いだろ、と思う反面、使えれば誰かが使うのかもしれん、とも思うな。 海外ではボタンが足りないって主張する開発者が多いと聞くし。 使うようになれば、プレイヤーも慣れるんだろう。 今どき、そんな複雑なゲームがウケるとも思えないが・・・、私の感性は当てにならないからな。 |