相も変わらず 2005_10_17

 

しかし、どう遊んで良いのかわからないな、アクションゲームというのは。
発売直後に買ってきて一週間ほどでクリアできたものの、そこからがわからない、『スクリューブレーカー 轟振どりるれろ』は。
面白かったことは面白かったのだが。

例によって全くゲームの説明をする気はないのだが、簡単に言うと、掘削ドリルの付いたロボットを操るアクションゲームである。
ドリルの付いているところに特色があって、単に掘るだけでなく、攻撃する武器として、ネジとして使ってやったりするところがとても斬新。
プレイヤーの操作としては単純なのに、意外と豊富なアクションを楽しむことが出来る。
LRボタンを多用するので、やりにくいけどね、私みたいな大きな手だと。
(Micro用に買ったたんだけど、結局NDSでプレイした)
またドリルが3段変速になっていて、キーン、キィーン、キィィーンって変化する音と振動に自分でリズムを与えてやると、スゴク気持ちいい。

ゲームの構成がまた上手くできている。
ドリルのギアを手に入れないと突き破れない壁のおかげで、プレイヤーは常に誘導される。
ギアを見つけるまで行ける範囲が限られているから、必然的に誘導されてしまうのである。
スムーズにゲームが進められて、しかも自分で文字通り切り開いている感があってイイな。
私は感心しながらプレイしてきた。

しかしながら、ここからが問題なのである。
クリアして、で?っていう話になるのだ。
一応レアアイテム探しが用意されてはいるのだが、なんかやたらと面倒なだけでやる気が湧かない。
キャラクターなり、世界観なりを自分のものに出来てないんだろうな。
このところアクションゲームをプレイするといつも同じ壁にぶつかってる。

ギアチェンジのリズム感が気に入っているので、タイムアタックでも入れてくれれば更なるプレイを引き出せたかもしれない。
スピードを競うと回転音やダッシュ音が気持ちいいリズムになるんじゃないか。
重機のドスンドスン感を出してるから、タイムアタックとは結びつきにくいかもしれないけど。

すごくいいゲームだな、と思うんだけど、どうにも自分の中で+αが見えてこない。
残念だけども、このまま終わってしまいそうな気がしている。
相も変わらずアクションゲームを楽しむのは難しいな。




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