特に日本一ソフトウェアが好きなわけではない、私は。 でも、なんかやりたくなっちゃうんだ。 アマゾンのランキングを見ていて、ぱっと目にとまっちゃうのが日本一ソフトウェアのゲームなのである、なぜか。 タイトル名がキャッチーだからかな。 『少女地獄のドクムス〆』ってなんじゃそりゃって思うでしょ。 少女地獄って・・・。 何が少女地獄かというと、少女の悩みが彼岸に毒沼を作る、という意味不明な設定のことを指していると思われる。 なんで少女限定なの?と思うけど、彼岸のお話だから、いろいろ考えても仕方がないんでしょう。 その毒沼を主人公と毒ムスメが消しつつ、少女のお悩みを解決して、自分たちが成仏するためのチケットを手に入れましょう、というゲーム。 少女とか毒ムスメとか、その辺にちょっとギャルゲーっぽさが入っている。 毒ムスメってなんだよって話もあろうかとは思いますが、面倒なのでこの辺で説明は止めさせていただきたい。 このゲーム、特に面白いわけではなかった。 でも、意外と何かした感はある。 その秘訣は簡単なことを組み合わせたことにあると私は見た。 狭義の意味では、このゲームには三つの要素がある。 シューティングと銃弾数の管理と毒沼を消すことの3つ。 それぞれは凄く簡単なの。 敵の攻撃が緩いからシューティングは簡単だし、敵は主人公ではなく毒ムスメを狙ってくるから毒沼を消している間に主人公は狙われない。 弾は全部撃たないと回復しないけど、全部撃ちきるクセを付けて、後は逃げ回っていればなんとかなる。 それぞれは簡単でも、同時やるとちゃんとゲームしてるような気持ちにはなるんだよな。 ステージクリア制という事もあって、着実に成果が出ているような感覚が得られるから、意外と遊べた印象だった。 しかし、見た目はショボイ、ゲーム内容もそこそこ、となればそんなに長くは遊べない。 そこは創り手も分かっているらしく、そんなに長いプレイは要求してこなかった。 さっと終わってくれるのが良かったね。 最後は身も蓋もない解決方法だったが、後味は悪くないし、それなりに満足した。 身の丈を知って、凄く低いところでまとめてきましたって感じのゲームだったな。 身の丈に合ってないとしたら値段だけだろうね。 相変わらずのフルプライス(我々が言うところの)。 大した作品を創っているわけではないと知っているはずなのに。 そこは酷く不思議。 出荷を少なくして値崩れを防いで、DL版をセールでたくさん売りたいのかもしれないな。 最初から3千円にするより、6千円を半額セールにした方が売れるのかも。 |