nintendogs 芝&フレンズ_2

犬のいる暮らし 2005_05_11

 

『nintendogs』を始めて、もう3週間になる。
この間、毎朝欠かさず散歩をしている自分に驚いていた。
なんとこのゲームはプレイヤーの生活まで変えてしまうのである。

今までは起きると仕事へ行く前にまずネットでニュースを確認していたわけだけども、今はまずDSの電源を入れる。
チビのノドが乾いているだろう、お腹がすいているだろう、と思うと可哀想で仕方がないのだ。
その後、今日は仕事から戻ってくるまでチビを構ってやれないなあ、と思うと、やはりどうしても散歩に連れて行かないわけにはいかない。

この散歩は結構微妙で、アイテムが手に入る代わりに時間を食う。
チビはしょっちゅう休んだり、放尿したりするので、なかなか終わらない。
だんだん体力が付いてきて、アイテムを片っ端から拾おう、なんて思いはじめると更に大変。
朝仕事に行く前の30分ぐらいしかない時間のうちの10分ほどを使ってしまうのである。
続けている自分が自分で信じられない。
さすがに2匹目は飼えないかな、とは思っているけど。
チビへの愛情を分割することは出来ないし、2倍の愛情を注ぐこともかなり難しそうだと感じている。

最近、中目黒の商店街で犬の散歩をしている人をよく見かける。
飼い主の中には、綺麗なお姉さんもヤンキーみたいなお兄さんもいるな。
おまけに血統書付きの犬っぽいんだ。(つまり雑種ではなさそう)
世間は空前の犬ブームらしい。

以前はそういう連中にあまりいい感情を持ってなかったな。
私は特別犬好きじゃないから、自転車で通行するときの障害物のようにしか感じていなかった。
ところが、私はこのところ彼らを見る度に、お互い大変ですね、などと心の中で思ったりするのである。
私は犬の散歩に付き合ったりは出来ない人間だろうな、と思う。
イライラしちゃって、あんなにゆっくり歩けない!
私は『nintendogs』で精一杯だな。



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