ぼくらはカセキホリダー

化石はロマン 2008_05_22

 

化石にはロマンがあるな、突然だが。
私も子供の頃は恐竜の化石を発掘したいと思った。
あれは学研のひみつシリーズ「化石のひみつ」を読んだからだったような気がする。
いやまて、「恐竜のひみつ」だったかもしれん。
正確なタイトルは記憶にない。
そういえば、フタバスズキリュウが発見されたという沢に連れてってもらって、化石を拾ったこともあった。
貝の化石ぐらいならそこら中に転がっていて、大変ワクワクしたものである。

そういう意味では、ネーミングが若干ズルイ感もなくはない。
だって、『ぼくらはカセキホリダー』って、いかにも化石掘るんだって感じでしょ?
これは買わないわけにはいかないよな。
例によって、中身はよく分からないまま買ってみた。

そしたら、これが面白かった。
恐竜の化石をハンマーとドリルで削りだしていくのだが、これがタッチスクリーンとの相性抜群なんだな。
置き換えの同一性が非常に高い。
いいところに目を付けたな。

そして、プレイに精度が求められるんだけど、タッチスクリーンはちゃんとそれに応えられる。
素晴らしい!
DSって発売してもう3年半になるのに、まだ新しい物が生まれてくるってのは凄いよな。
驚くべきポテンシャルを秘めているんだよ、DSって。

とりあえずエンディングにたどり着いてからも、テレビ見ながら化石掘って来ちゃうもんね。
肝心のバトルには使わないんだけど、とりあえず収集したくなるんだな、これが。
ポケモンなんかより化石の方が私は嬉しいのである。
自分でも無駄だなあ、と思ってるんだけど、ついついDSに手が伸びて、気がつくと山ほど化石をとってきてしまう。
削るのメンド臭くなってきて、ほとんどデシまかせだけど。

画的にみると酷く手抜き感があって、適当に作られているようみえるんだけど、アイディアが素晴らしいから全然気にならなかった。
このところPSPを使っていて、DSもそろそろ後継機の話が出てこないと不味いだろうな、と感じていたけど、こういうゲームが登場しているうちは、まだまだDSは現役マシンとして使えるな。
だって、着想が新しいもの。
新しいってのはそれだけで素晴らしいことだからね。


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