化石にはロマンがあるな、突然だが。 私も子供の頃は恐竜の化石を発掘したいと思った。 あれは学研のひみつシリーズ「化石のひみつ」を読んだからだったような気がする。 いやまて、「恐竜のひみつ」だったかもしれん。 正確なタイトルは記憶にない。 そういえば、フタバスズキリュウが発見されたという沢に連れてってもらって、化石を拾ったこともあった。 貝の化石ぐらいならそこら中に転がっていて、大変ワクワクしたものである。 そういう意味では、ネーミングが若干ズルイ感もなくはない。 だって、『ぼくらはカセキホリダー』って、いかにも化石掘るんだって感じでしょ? これは買わないわけにはいかないよな。 例によって、中身はよく分からないまま買ってみた。 そしたら、これが面白かった。 恐竜の化石をハンマーとドリルで削りだしていくのだが、これがタッチスクリーンとの相性抜群なんだな。 置き換えの同一性が非常に高い。 いいところに目を付けたな。 そして、プレイに精度が求められるんだけど、タッチスクリーンはちゃんとそれに応えられる。 素晴らしい! DSって発売してもう3年半になるのに、まだ新しい物が生まれてくるってのは凄いよな。 驚くべきポテンシャルを秘めているんだよ、DSって。 とりあえずエンディングにたどり着いてからも、テレビ見ながら化石掘って来ちゃうもんね。 肝心のバトルには使わないんだけど、とりあえず収集したくなるんだな、これが。 ポケモンなんかより化石の方が私は嬉しいのである。 自分でも無駄だなあ、と思ってるんだけど、ついついDSに手が伸びて、気がつくと山ほど化石をとってきてしまう。 削るのメンド臭くなってきて、ほとんどデシまかせだけど。 画的にみると酷く手抜き感があって、適当に作られているようみえるんだけど、アイディアが素晴らしいから全然気にならなかった。 このところPSPを使っていて、DSもそろそろ後継機の話が出てこないと不味いだろうな、と感じていたけど、こういうゲームが登場しているうちは、まだまだDSは現役マシンとして使えるな。 だって、着想が新しいもの。 新しいってのはそれだけで素晴らしいことだからね。 |