最近はとにかく速いのが好き。 しっとりとした映画でも1.5倍速で観ちゃうもんね。 だってもう、ちんたらしてたら死んじゃうかもしれないんだから。 ツタヤTV以外の定額動画サイトでは早回しが使えないので、10秒スキップや30秒スキップを使うこともしばしば。 風景だけを映すシーンとか要らないよ、もう。 ムカツクのがhuluで、ブラウザ版にはスキップ機能が無い上に、バッファーが小さくて手動でちょっとだけ飛ばすことが極めて難しいの。 動画サイズを任意に変えられないし、なんか重いし、技術的にはhuluが最下位なんじゃないかな、定額動画サイトの中では。 それは全然関係ないのだが、これから『DESTINY CONNECT』の話を書きたいと思っている。 近頃オーソドックスなRPGがほとんど無いでしょ。 割と貴重な作品なのかな、と思ってプレイしてみた。 とにかく安っぽいゲームだった。 一見してキャラの見た目が安っぽいもんね。 NHKの人形劇かと思うぐらい。 街中のオブジェクトはスカスカ。 何かをするときのモーションすら描かれない。 相当予算が少なかったのだろう。 ストーリーも細かいところは気にしない。 時を超えて同世代の頃の親子孫が一緒に戦う、という思いつきを、タイムマシーン付きガーディアンロボットという卵でとじてしまいますよ、といった感じ。(土井善晴風) タイムパラドックスやこの手の作品でよく使われる因果律の説明もふんわり。 適当にもほどがある。 システム的にも特に見るべきところはない。 ガーディアンロボットのフォームを切り替えて戦うのがキモだと思われるのだが、ほとんど使わなくてもクリア出来るぐらいの難易度。 システムに対する理解を深めなくも、恐らくは9割方クリア出来るであろうと思われる。 こう書き出してみると、如何にも酷いゲームみたいでしょ? でも私は全然イヤじゃなかった。 だって、とにかく速いもの。 戦闘モードに倍速が装備されているのだ。 更にすごいのはイベントシーンにも倍速機能がついていること。 しかも最初から使える。 これは意外と画期的で、他のゲームにも見習って欲しいところ。 たるいムービーは飛ばしたいんだけど、飛ばすとストーリーが分からなくなるから飛ばせないじゃん。 初見でも飛ばせるように、飛ばしたらテキストで説明しろって口を酸っぱくして言ってるはずなんだが、どういうわけか開発者の元には届かないんだ、これが。 テキストで説明するのが難しいのであれば、頼むから早回しを実装してくれ。 つまらなくても、納得のいかない話でも、速ければまあまあ許せるからね。 得られる結論が同じなら、使う時間は短い方がイイ。 その方が喜び密度は上がるはず。 その代わり早く終わっちゃうんで、パッケージでいわゆるフルプライスの作品を創るのは難しくなるんだけど。 元々『DESTINY CONNECT』はDL専売で2800円ぐらいにすべき内容ではあった。 |