メテオス_2

全否定 2005_03_15

 

いま巷で噂なのが『メテオス』。
くっつけたブロックが噴射エンジンの役割をするのが独創的な落ちものパズルゲームである。
上へブロックが飛んでいくというのが目新しく、また不連続にポインティングすることが有利に働く点でNDSのタッチスクリーンを見事に生かしているのだ。
これは面白いですよ、奥さん!などと叫びたくなるのも致し方のないところである。
例によってあまり説明する気力はないので、知らない方は自分で調べて欲しい。
私はこのゲームを発売日に手に入れて、速攻ではまった。

ところが、壁にぶつかるのも速攻だった。
全然伸びない。
上手くなっている、という感触がないのだ。
プレイし始めて2日目、プレイタイムして5時間ほど経ったときのことである。

『メテオス』には色んなモードがあって、しかも母星をどこにするかでゲームバランスが大きく変わってしまう。
そこで私は、2分のタイムアタックだけをひたすらプレイすることにした。
色々手を出すよりは、一つのことを集中してやった方がプレイへの障壁が下がるということは過去の経験からも明らかだったからである。

そしたら、4万6千点あたりが壁になってしまって、全然伸びない。
楽しいけど、やれどもやれども、全く変わらないのである。
大体からして、スコアの換算式がわからないから、対策の立てようがない。
これは困った。

仕方がないので、公式ホームページを読んだりして、攻略方法を模索していくしかなかった。
まあ、その過程は省くして、結論から言うと、結局全消しだろうな、ということになった。
得点の換算式はわからないが、全消しボーナスが大きく効いてきそうだ、ということはわかったのである。(全消しボーナスが存在するのかどうか確認してないけど)
壁にぶつかってから、そこへ到達するまでにたった3日だったな。
乗り越えるのも速攻だった。
まあ、たいした壁じゃなかったのかもしれない。

全消しを狙うためには、「ディレイドステップジャンプ」というワザを使うといい。
打ち上げ損なった隕石(ブロック)を着地と同時にもう一回打ち上げてやると、ブロックが連結する。
これを使って、右サイドのブロックと左サイドのブロックを連結してやると、フィールド全体が一つの塊になるのだ。
これを打ち上げると、必然的に全消しになる。
気持ちいい上に高得点。
実際試してみると、立ちふさがっていた壁が嘘のようにいきなり2万点伸びた。
「俺、なかなかやるな」などと、自画自賛したくなるのもやむを得ないことである。

そんな喜びのさなか、開発者のインタビュー記事を読んだ。
「eg」とかいうサイトを引用してしまうと、「自分としては対戦を重視していますね。1人プレイももちろん重要ですが、1人で遊べるゲームはいっぱいありますからね(笑)。」・・・だって。
私の5日間、いきなり全否定!?
点数稼ぐのはどうでもイイっていうの?
いいもん、いいもん、ひとりでもたのしんでやるもん!とか思った。


<後日談 2004_04_21>
さすがにタイムアタックだけやり続けるのは限界な感じ。
この辺でいっぱいいっぱい、と思っちゃうとプレイの上乗せは難しいな。
とりあえず、このスコアで一段落。

2分: 203320
5分: 355510
100メテオ:7"77
1000メテオ:1'25"13




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