私の使い方は一般的ではないかも知れないので。 以下は2003年12月17日の見解。 むかし書いたものと整合がとれていないかもしれないし、今後変わるかもしれない。 ゲーム:主に3つに意味で使う。 1.テレビゲーム、ビデオゲームの略。 2.狭義のゲーム。敢えて自分自身にかける負荷のそのもの。例えばサッカーだったら、手を使えばボールを簡単に扱えるのに、敢えて手を使ってはいけないことにすることがゲーム。困難性と考えても良い。 3.広義のゲーム。敢えて自分自身にかける負荷を有するすべてのもの。野球もサッカーもテレビゲームもゲームだし、本人が自ら敢えてやるんだと思えば受験だってゲーム。 <ゲーム、ゲーム性、負荷の関係>削除 2006_07_08 「ゲーム性」という言葉を使っていることがそもそもの間違いではないか、と思えてきたので。 <2004_11_12> 「ギャルゲー」の定義 「ギャルゲー」がそも如何なるものを指すのか、私にもよくわからない。 敢えて定義しておくなら、「魅力の中心にギャルが座っているもの」とでもしておくより他にない。 ただ、ギャルゲーかどうかの判定法はある。 主要キャラの性別を逆にしてみて、ゲームが成立しない場合にはギャルゲーと言えるのではないか。 ちなみにエロゲーはギャルゲーに含まれる。 ただし、ギャルゲーの方が広い概念なので、当然、ギャルゲーだからといってエロゲーに該当するわけではない。(この2行は2006_07_08に書き加えた) <2005_07_12> 「エロゲー」の定義 「エロゲー」の「エロ」は「エロス」の「エロ」ではない。 要するに「男性をしてある種の行為をなさしめる力」のことを「エロ」と呼んでいるのである。 適当な言葉がなかった、あるいは「エロ本」という言葉が先にあったから「エロ」が使われるようになった。 つまるところ、「エロゲー」はある種の行為をなさしめる事を目的として創られたゲームのことであり、現在18禁レーティングで発売されているほぼ全てのゲームがこれにあてはまる。 これは美しさの観点から求められる定義だ。 美しさの観点においては、創り手はエロを売り物としていることに言い訳をしてはならないし、我々は自分がエロを欲していることから逃げることは許されないからである。 従って、他の観点からの定義と抵触しても構わない。 <2018_08_10> 「マージン」の定義 私は「マージン」を、「創り手がプレイヤーに与える余裕」という程度のざっくりとした意味で使う。 一般的にゲーム業界で通用するのかどうかは知らない。 「マージン」には様々なものがあり、場合によっては厳密に分別した方が理解が深まる場合もあるだろう。 なぜならば、マージンを見る事で、創り手がプレイヤーに何を求めているかが分かるからである。 マージンには例えば、空間的マージン、時間的マージン、パラメーター的マージン、あるいは概念のマージン、などが考えられる。 空間的マージンの例:(通路の幅)から(自機の当たり判定の幅)を引いたもの 時間的マージンの例:敵の攻撃モーションが発生してから当たり判定が発生するまで パラメーター的マージンの例:RPGなどで、ある地点に到達したときに許容されるパラメーターの幅 概念のマージン:物語の設定や世界観などに残されたプレイヤーが介入する余地 |