DEATH’S DOOR、GamePass版

頑張れる理由 2022_02_03



近頃は難しいゲームをやる気にならない。
歳を取ると根気がなくなるよ。
それほど極端に反射神経が落ちたとは思ってないんだけどね。
骨太で評判のゲームなのに私が何も書いていなかったら、やってないことにしていると思っていただきたい。
ホントに有名なゲームであれば、大抵さわりだけはやってるはず。

でも、今回は頑張れた。
『DEATH’S DOOR』は難しくても面白かったな。
これはGamePassに最近追加されたアクションアドベンチャーゲーム。
ストーリーに関してはまた別途書きたい。

このゲーム、最初は「ゼルダ」っぽいのかな、と思った。
謎解きがメインなのか、と。
もう少し進めると、「ゼルダ」に「イース」のアクションを足したようなゲームなのか、と思うようになった。
「イース」ほど動きは速くないけど、かなり激しいアクションを要求されたので。
しかしながら、最終的には「デモンズソウル」系だろう、という結論に落ち着いた。
視点は違うけど。
難易度がかなり高い。
よく死ぬんだ。

一つ一つの戦闘はそれほど難しくないのだが、セーブポイントが遠いの。
正確に書くと、セーブポイントじゃなくてリスタート地点と書くべきか。
あの世と現世をつなぐドアが設置されたところからしかリスタートできないので、死ぬとかなり戻されるのだ。
体力が初期値だと4しかなくて、つまり4回攻撃を喰らうと死んじゃう。
ダメージ後の無敵時間が短くて、連続で攻撃を喰らう時もあるしね。
死にまくりですよ。
ラスボスなんか、100回ぐらいやったんじゃないかな。
その代わり、死んでも獲得したアイテムや作ったショートカットコースは維持されるので、ちょっとずつ確実に進めるように創られていた。
極めて高い達成感を得られるゲームだったな。

ただし、ただ達成感を得られるだけでは、ここまではプレイできなかった。
やっぱり頑張れた理由がある。
最初は、キャラクターに惹かれたな。
主人公はカラスなのだが、羽を手のように扱うことができて、その代わり飛べない。
でも、挙動は鳥なの。
首の動きとか、どこ見てるのかわからない感じとかね。
見ようによっては白痴のペンギンのようにも見えて、すごくかわいかった。
この点が導入では大きかったな。

プレイを進めていくと、ストーリーにも惹かれた。
テーマである「死」をうまく使っているんだ。
事実上一本道なのに、ちゃんと主人公がなるべくしてこうなっていると感じられるように創られていた。
これについてはまた別に書く。

今回は大満足でした。
面白かったし、達成感も得られたし、大好きにもなれた。
一応エンドロールまではやったので、こうして書くことができます。


戻る