シリアルキラーと戦うFBIを描いた『Climinal Minds』という米ドラマをシーズン8まで全部見た。 このドラマはとにかく人がたくさん殺される。 酷いのになると、100人殺している犯人もいるぐらいで、こんなにたくさん人が死ぬ刑事ドラマを観たことがない。 見終わって、さて次はどうするか、で困った。 足りないのはゲームだけじゃない。 米ドラマも足りていなかった。 一話完結縛りがあると、観たいモノが限られてしまうのだ。 仕方ないので少し古いが、『WITHOUT A TRACE』という失踪人を探す刑事ドラマを私は観始めた。 ところが、これが地味だったのである。 全然人が死なない。 FBIの中でも失踪人専門の部署なので、死体が出てくると別の部署に担当が変わっちゃう。 だからラストまで死体は見つからないのである。 というか、死んでないことの方が多い。 『Climinal Minds』の後だと、なんともかんとも地味な感じが否めなかった。 でも、見慣れてくると、これはこれでいいのかもしれんと思うようになった。 これも持ち味だよ。 人が死ぬと、殺された方も殺した方も不幸には違いないから、誰も死なないで済むならそれに越したことはなかろう。 ところで、全然関係ないのだが、あまりにも遊びたいゲームがないので、『SIMPLE DSシリーズ Vol.8 THE 鑑識官』を私はプレイしていた。 内容を説明するのも面倒なので、DSで鑑識官でハーフプライスとなれば、まあこういう作品だろう、と想像する範囲に入っていたとだけ書いておきたい。 ただ一つ気になったのは、奇抜な設定が入っているのに、酷く薄味だったこと。 鑑識官ってくらいだから、主人公は科学を信奉する人間のはずでしょ。 なのに、幽霊と化け猫を従えている。 これは途轍もなく奇抜な設定で、スゲー面白そうじゃん。 でも、あんまりこいつらは活躍しない。 おまけに、全部で8話までしかないのに、6話になってやっとまともな事件が起きるんだよね。 なんちゅう淡泊なゲームなんだって印象だったな。 それでもそこそこは楽しめたので、次にPSP用の『SIMPLE2500シリーズ ポータブル Vol.3 THE どこでも推理-IT探偵:全68の事件簿-』をやってみたら、これもあんまり大した事件は起きない。 そもそも探偵である主人公は現場に行かないから、危険もクソもないという体たらく。 写真とネット情報だけで解決しちゃう。 たぶんこういうのが持ち味なんだろうな。 大仰な話にはしないという。 慣れてきたら、これはこれでいいような気がしてきた。 もっと遊びたくなって、『THE 鑑識官2』も取り寄せてしまったよ。 |