今日はドリームキャスト(以下、DC)の発売日だった。 本来であれば午前半休でもとって並びたかった。 しかしながら、社会人であるという事実はそれを許さない。 あえなくご破算となった。 今日手に入らなかったことで、私の中でDCへの思いが大幅に低まっていくのを感じている。 むしろ、「並ばなきゃ、買えないような発売日にするな!!」と腹が立ってきたりする。 私とDCとは縁がなかったのであろうか。 今日買うとしたら、『バーチャファイター3tb』しかなかったわけだが、急速に「まあ、いますぐやらなくても良いか」という思いが広がっていく。 大体『バーチャファイター3tb』ほとんどやったことないしな、なんて。 ああ、なんだかどんどんDCが遠ざかっていく。 そういえば、コントローラー、なんか気に入らないし、サターンと互換性がないなんて酷すぎるぜ。 買えない人が一杯いるのに、先に購入した人の方が有利になるキャンペーン(ハンカチ落としキャンペーン)をやるというのはどういうことだ。 おうんっ!? なんかすごい腹が立ってきた。 ゆるせねえ。 ちくしょー、誰か俺にDCくれ。 いますぐくれー。 くれないと嫌いになってやるっ。 <後日談 '98_12_31> 12月18日になって、ようやくDCが手に入った。 期待どおりのすごいハードだったが、半ば予想していたとおり「バーチャ3」に対して気持ちは盛り上がらなかった。 それよりも、通信関係の充実ぶりが目に付く。 メールもインターネットも、普通のテレビでちゃんと出来ちゃう。 以前、コンシューマーはPCにのみ込まれてしまうかもしれない、と思った事があったが、むしろ反対だと感じた。 コンシューマーは確実にPCゲームをのみ込んでいく事になるはずだ。 「ソニックアドベンチャー」をプレイするに及んで、それは確信に変わった。 ゲームが情報家電になってしまうことは寂しい。 ゲームは文明ではなく、文化であるべきだと思ってきた。 だが、結果としてプラットフォームが広がり、素晴らしいゲームをプレイできるならば、それは歓迎すべき事なのだろう。 新しい時代の始まりだ。 |