「逆転裁判」が宝塚歌劇で舞台化された、という話を何ヶ月か前にTVで見た。 あれはテレビ東京の「ワールドビジネスサテライト(WBS)」だったかな。 WBSしか見てないから、、おそらくそうだろう。 検索をかけたところ、今年の2月に上演していたようである。 また8月にもやるようだが。 「逆転裁判」は女性ファンが多いことで知られるシリーズだから、相性がいいに違いない。 通常ゲーム人口の男女比は9:1で男性が多いそうだが、「逆転裁判」に限っては男女比が1:1に近づいてきているという話を聞いたことがある。 いわゆる「腐女子」の皆さんと宝塚ファンはバッチリ集合が重なっていそうな気はするな。 あくまでも私のイメージに過ぎないけど。 このたび発売された『逆転検事』の主人公御剣怜侍は女性に一番人気のキャラらしい。 あからさまに、女性に売ろう、という印象はある。 ところで、この『逆転検事』。 基本的には「逆転裁判」とさほど違わないのだが、一つ際だって違うところがある。 現場捜査が横斜め上から現場を見下ろす様な格好になっていた。 なんとなく舞台を眺めているような感じ。 で、あっと思ったのだが、これは舞台をモチーフにしているのではないか。 画面がスクロールせずに、隣のセットに動いているような印象なんだよな。 また、論戦する場所が法廷から現場になったこともあって、キャラの立ち位置に自由度がある。 敵検事と同じ画面に御剣を入れてもいいし、サブキャラを御剣側から敵側に移してもいい。 私は舞台を直接見てないからわからないけど、おそらく舞台ではキャラが動くんでしょ。 ずっと同じ位置に立ってるだけでは間が保たないからな。 考えようによっては、キャラが動いて位置を変えながら、スポットライトでキャラを浮かび上がらせる演出なんかと類似の効果があるのではないか。 キャラの立ち位置が自由なことが展開にスピード感を与えているような印象があって、その点は今までの「逆転裁判」に対してアドバンテージがありそうである。 じつはまだ2章までしかやっていないのだが、このゲームは舞台と腐女子をキーワードにすると、よく理解できるのではないか、という気がしている。 宝塚歌劇での舞台化がゲームに影響を与えた部分もあるのではないか。 ちょっと気に入らないところもあるんだけど。 狩魔冥のあごの線が細いんだよな。 男装麗人みたいな感じ。 微妙に女性向けのデザインになっているのではないか。 私の冥ちゃんを返せ、と言いたい気分がないでもない。 <後日談 2009_06_08> 冥ちゃんの歳、私は間違えてたみたいだ。 このゲームの時系列がわからない・・・、というか調べる気もないのだが、私が思っていたより少し上のようだな。 少し大人びた絵柄にしたのかもしれない。 |