ロックマンエグゼ6 電脳獣ファルザー

コピーロボット 2006_08_30

 

ゲームの続編は必ずエスカレートしていく。
エスカレートしていく内容は様々だが、その要素が引き継がれる限りそれは避けられない。
当然「ロックマンエグゼ」だって、そう。
『ロックマンエグゼ6』において、ロックマンが実体化することは容易に想像できた。
『5』で現実世界とネットワーク世界が混濁してきたので、次は実体化しかない。

しかしまた、どうやって実体化させるのか?
私も興味があって考えていたのだが、なかなかいい案が思い浮かばなかった。
結局、どうせまた凄いことやるんだろうな、と考えるのをやめてしまったのである。
「ロックマンエグゼ」シリーズは凄い発想で創られているので、どうせ私のイマジネーションでは及ばないだろうと思った。

ところが、比較的無理のない実現方法があったんだな、これが。
まさかコピーロボットを使うとは。
藤子不二雄の「パーマン」に出てくるコピーロボット、おそらく、あれから発想したんだろう。
絵がそんな感じだもの。
上手いこと思いついたな。

もちろんコピーロボットだって突拍子もないアイディアなのかもしれないが、私なんかの世代だと既に経験済みの発想だから受け入れやすい。
驚くほど違和感がなかった。
もう序盤からロックマン、教室走り回ってるよ。

ただ、使い方は勿体ないかな、と思ったけど。
折角実体化したのに、単なるザッピングに使っちゃうとはな。
あまりに安易に使いすぎて、最後にサプライズが無くなってしまった。
楽しみにしてただけに、ちょっとガッカリ。
もうちょっと何とかならなかったのか。

これでシリーズ最後なの?
えー!?って感じ。
ま、そろそろ終わってくれないと、こっちも付き合いきれないけど。


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