『名探偵ピカチュウ〜新コンビ誕生〜』は使える。 寝付けないときに、エンディング後に始まるピカチュウのトーク集?を再生しっぱで枕元に置いておくとよく眠れるのだ。 好きだけど飽きているものを聞いていると、無音の時より寝付きがいい。 たぶん聞き飽きてるから脳が活動しなくなるんだろうな。 そんな事情もあって、いまだに『名探偵ピカチュウ〜新コンビ誕生〜』のことが私は気になっている。 アマゾンのレビューなんかも見てるんだけど、凄く気になることがあるんだ。 最近の未完批判は見境がないな。 このゲームに限ったことじゃないが、なんでもかんでも未完だからダメ!って批判が多すぎる。 ネガキャンなら、それが目的なんだからまだ分かるが、そうでもなさそうな書き込みもかなり多い。 それが不思議。 だって、考えてもごらんなさいよ。 自分が創作する側の立場だったら、今回は解決しません、と初めから公表して作品をリリースするって事がありうるだろうか? 解決しないだろうという予断をもっていたら、遊ぶ側も面白くないでしょ。 「新コンビ誕生」というサブタイトルを入れることによって、シリーズ化を暗示するのが限界だろうよ。 それにプレイしたなら、分かることがある。 この「名探偵ピカチュウ」は解決したらシリーズ自体が終わっちゃう。 大方の予想通りアレがああなってるんなら、そうなった時点で終わりでしょ。 つまり人気がある限り終わらないんだよ。 コナン君と同じ。 人気があれば終わらないし、人気がなければ終わるはず。 プレイした人なら分かるはずのことを、ことさらに批判するのには何か理由(わけ)がありそうな気がするんだ、私は。 これは推測だが、おそらく同意されやすいことを書きたいのではないか。 今どきの自称ゲーマーには、基本無料や追加DLCのように後からお金を取られる方式に反発する気分がある。 だから、結末を知るにはまたお金が必要だ、狡い!って言い分が通りやすいんだ。 ゲームが面白くないって言うと反論されるかもしれないし、ゲームが面白くないのは自分にも責任があるかもしれない。 でも、追加でお金を取られることにノーを突きつけることにだけは同意して貰える、という安心感みたいなものがあるのではないか。 承認欲求ならぬ、同意欲求とでも言うべきものに突き動かされているとすれば、たくさんの愚かな書き込みにも一定の理解は示す事が出来る。 いかなる同意をも拒否してきた私からすれば、くだらない行為だと思うけどね。 創り手の皆さんはあんまり真に受けないでもらいたいもんだな。 未完だからダメだってことはない。 ただし、続きは早く出して。 とにかく早く。 |