『ときメモ2』はこの辺で切り上げようと決意した。 5人ほどしかエンディングを見ていないのだが。 いまの私には、このゲームに費やす時間がとれない。 遊ぶなら、もっと効率よく遊びたいのだ。 私が初めて『ときメモ』をプレイしたのはSS版だった。 もともとPCE用に開発された『ときメモ』だけに、マシン性能が向上したSS版は至極快適だったのを覚えている。 新しいマシン用に移植されればプレイ感は軽くなるだろうし、メディアの容量が増えればイベントも追加できだろう。 またいずれその時に『ときメモ2』をプレイすることにしたい。 このゲームに対する私のスタンスを、ときメモラーとしてのスタンスを決めるのは、その時でもいいと思う。 よくよく考えてみれば、私が自分のことを「ときメモラー」だと感じるようになったのは『虹色の青春』以降なのだから、そうそう慌てることもあるまい。 しかしながら、どうにもならないこともある。 それは『ときメモ2』のベースが思いのほか小さそうだ、ということ。 『ときメモ2』の販売成績、インターネット上での評価を見ている限りでは、支えてくれるユーザーは少ないように思える。 「ときメモ」の展開を見ればわかるように、たくさんのときメモラーの土台の上に、様々な関連作品は作られていくのだ。 土台が小さいと、その上に載るものも勢い小さくなってしまうのである。 もっと悪い展開も考えられる。 「売れる見込みがないので安く作って大失敗!」とか。 悪いことばかり考えるのもいけないのだけど、気掛かりであることは確かだ。 個人的には早急なる完全版『ときメモ2』の登場を願う。 またその時まで。 <余談> この文章は10月2日に書き始めて、一回中断した。 最後まで書いたのは10月4日。 ところが、全然気が付かなかったのだが、10月3日に『ときめきメモリアル2 Substories 〜DANCING Summer Vacation〜』という作品が発売されたそうである。 なんでも、『Dance Dance Revolution』と「ときメモドラマシリーズ」を合体させたようなゲームだ、という記事をいまになって読んだ。 何となく不安な気持ちにならないでもない。 ときメモ2キャラ単体では勝負できないという判断があったのではないか?とか思ってしまう。 やりもしないで、こんな事を書いていてはいけないのだが。 |