ときめきメモリアル2_2

結論は先送り 2000_10_02

 

『ときメモ2』はこの辺で切り上げようと決意した。
5人ほどしかエンディングを見ていないのだが。
いまの私には、このゲームに費やす時間がとれない。
遊ぶなら、もっと効率よく遊びたいのだ。

私が初めて『ときメモ』をプレイしたのはSS版だった。
もともとPCE用に開発された『ときメモ』だけに、マシン性能が向上したSS版は至極快適だったのを覚えている。
新しいマシン用に移植されればプレイ感は軽くなるだろうし、メディアの容量が増えればイベントも追加できだろう。
またいずれその時に『ときメモ2』をプレイすることにしたい。
このゲームに対する私のスタンスを、ときメモラーとしてのスタンスを決めるのは、その時でもいいと思う。
よくよく考えてみれば、私が自分のことを「ときメモラー」だと感じるようになったのは『虹色の青春』以降なのだから、そうそう慌てることもあるまい。

しかしながら、どうにもならないこともある。
それは『ときメモ2』のベースが思いのほか小さそうだ、ということ。
『ときメモ2』の販売成績、インターネット上での評価を見ている限りでは、支えてくれるユーザーは少ないように思える。
「ときメモ」の展開を見ればわかるように、たくさんのときメモラーの土台の上に、様々な関連作品は作られていくのだ。
土台が小さいと、その上に載るものも勢い小さくなってしまうのである。

もっと悪い展開も考えられる。
「売れる見込みがないので安く作って大失敗!」とか。
悪いことばかり考えるのもいけないのだけど、気掛かりであることは確かだ。

個人的には早急なる完全版『ときメモ2』の登場を願う。
またその時まで。


<余談>

この文章は10月2日に書き始めて、一回中断した。
最後まで書いたのは10月4日。
ところが、全然気が付かなかったのだが、10月3日に『ときめきメモリアル2 Substories 〜DANCING Summer Vacation〜』という作品が発売されたそうである。
なんでも、『Dance Dance Revolution』と「ときメモドラマシリーズ」を合体させたようなゲームだ、という記事をいまになって読んだ。
何となく不安な気持ちにならないでもない。
ときメモ2キャラ単体では勝負できないという判断があったのではないか?とか思ってしまう。
やりもしないで、こんな事を書いていてはいけないのだが。


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