アイドルマスター_3

強制セーブにするだけで 2007_02_26

 

これはもう終わりにしていい。
360版の『アイドルマスター』に関してはそう思っている。
全員のハッピーエンドを観るところまでやったし、実績(注)も全て解放した。
しかし、実をいうと、もっとこの『アイドルマスター』をやっていたかった。
このゲームは惜しい。
ほんのちょっと手を加えるだけで、もっといいゲームになったのに。

このゲームの何がいけないって、セーブからやり直せるのが良くない。
良い結果が出るまで何回でもやり直すことが出来るから。
私は通しで3回目のプレイから各キャラのハッピーエンドを観るためのプレイをやってきたが、きっかり10回で終わった。
全員をAランク以上にしてエンディングを迎えたのである。
もうやることはない。

ただ、クリアできていなかったら、まだプレイできたかな、とは思う。
このゲームを続けるのは苦にならなかった。
もし仮に、オートセーブ機能が付いていて、どうやってもやり直せなかったとしたら、これはもっと凄いゲームとして記憶に残っただろう。
強制オートセーブにするくらい簡単にできるよね。
セーブするだけだもん。

そのかわり、もっとテンポアップしなければならないだろうけど。
前も書いたけど、毎回コインを投入しているわけではないんだから。
ある程度プレイを進めたら文字表示スピードを上げるとか、画面切換を早くするとか、強制待ち時間をカットするとか、ボタン押しっぱなしにしているTV出演が飛ばせるとか。
それって凄く簡単なことだよね。
だって、わざわざ入れている間を抜くだけだから。
直すの簡単じゃん。

おそらく、新しく何かを入れる必要は全くない。
そのままで良かった。
踊ってるだけで目新しいんだから。
ほんのちょっとのさじ加減で素晴らしいゲームになったのになあって思う。
もっとテンポが良ければ、思い通りにならなくても、そんなに不満はなかったんじゃないか。
思い通りにならず、更にプレイしていったら、きっとこのゲームの世界にもっとハマっただろうな。

勿体ないことだ。
強制セーブにしよう、その代わり快適なプレイを担保しよう、と思ってさえくれればよかったのに。
手間は全く増えないんだよ。



<注>
実績:XBOX360には「実績」という不思議な数値がある。
ある条件を満たすとポイントが発行されるようになっており、それぞれのゲームではなく、プレイヤーのアカウントで管理されている。
実績が増えたからといって特別何かがある訳じゃない。


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