これはもう終わりにしていい。 360版の『アイドルマスター』に関してはそう思っている。 全員のハッピーエンドを観るところまでやったし、実績(注)も全て解放した。 しかし、実をいうと、もっとこの『アイドルマスター』をやっていたかった。 このゲームは惜しい。 ほんのちょっと手を加えるだけで、もっといいゲームになったのに。 このゲームの何がいけないって、セーブからやり直せるのが良くない。 良い結果が出るまで何回でもやり直すことが出来るから。 私は通しで3回目のプレイから各キャラのハッピーエンドを観るためのプレイをやってきたが、きっかり10回で終わった。 全員をAランク以上にしてエンディングを迎えたのである。 もうやることはない。 ただ、クリアできていなかったら、まだプレイできたかな、とは思う。 このゲームを続けるのは苦にならなかった。 もし仮に、オートセーブ機能が付いていて、どうやってもやり直せなかったとしたら、これはもっと凄いゲームとして記憶に残っただろう。 強制オートセーブにするくらい簡単にできるよね。 セーブするだけだもん。 そのかわり、もっとテンポアップしなければならないだろうけど。 前も書いたけど、毎回コインを投入しているわけではないんだから。 ある程度プレイを進めたら文字表示スピードを上げるとか、画面切換を早くするとか、強制待ち時間をカットするとか、ボタン押しっぱなしにしているTV出演が飛ばせるとか。 それって凄く簡単なことだよね。 だって、わざわざ入れている間を抜くだけだから。 直すの簡単じゃん。 おそらく、新しく何かを入れる必要は全くない。 そのままで良かった。 踊ってるだけで目新しいんだから。 ほんのちょっとのさじ加減で素晴らしいゲームになったのになあって思う。 もっとテンポが良ければ、思い通りにならなくても、そんなに不満はなかったんじゃないか。 思い通りにならず、更にプレイしていったら、きっとこのゲームの世界にもっとハマっただろうな。 勿体ないことだ。 強制セーブにしよう、その代わり快適なプレイを担保しよう、と思ってさえくれればよかったのに。 手間は全く増えないんだよ。 <注> 実績:XBOX360には「実績」という不思議な数値がある。 ある条件を満たすとポイントが発行されるようになっており、それぞれのゲームではなく、プレイヤーのアカウントで管理されている。 実績が増えたからといって特別何かがある訳じゃない。 |