やたらと声だけ大きい自称コアゲーマー・ヘビーゲーマーの声に耳を貸してはいけない。 いまでは誰もが知っている道理である。 ただし、マニアックな方向に進むべきでないからといって、簡単にすればイイってもんでもないだろう。 簡単にした結果、得られる喜びが減少してしまっては意味がない。 難易度と関係ないところで喜びが決まる要素に関しては、一番大きな喜びが得られるモノをプレイヤー全員が通る道に配置すべきではないか。 下手な人に配慮するあまり、喜び自体を削ってしまうのはなんか違う気がするんだ。 『初音ミク -Project DIVA- X』も一応プレイはしていた。 いままでも一通りやってきたから。 今回から変なストーリーモードみたいなのが搭載された。 それは別にイイのだが、一通りこれをやらないとフリーが解禁されないのがちょっと苦痛だった。 というのも、最初はNORMALを強要されるのである。 NORMALはいわゆる歯抜け譜面で、全然気持ちよくないし、退屈ですぐ寝ちゃう。 何回もPSVitaをベッドから落としてしまった。 PSVita、意外と丈夫で助かったわ。 寝ちゃうから全然進まなくて、いつまでも終わらなかった。 いまは他にやるゲームもあるしね。 私は決してNORMALを難しくして欲しいと言ってるわけじゃないんだ。 正直にいうと、難易度9より上は手に負えない程度の腕です、私は。 しかし、全員にNORMALを通らせるなら、難易度の問題じゃなくて、叩いたときに一番気持ちの良い譜面を使うべきなんじゃないだろうか。 たとえどれほど下手な人であっても、押したいところにノーツが飛んでこないような譜面を喜ぶとは思えないんだよな。 難易度はノーツの出現方法とか、判定の厳しさとか、合格基準の上下で出したらいいんじゃん。 難易度を下げるために、わざわざ得られる喜びまで小さくする必要はないでしょ。 ひょっとしたら、『F-2nd』でNORMALが難しすぎると叩かれたせいなのかもしれないが。 でも、あんまりそういう声を拾っちゃうのも、それはそれでちょっとどうかとも思うよ。 だって、その声が大きすぎる可能性もあるからね。 |