「Nintendo Switch」のコンセプトムービーが公開された。 略すならNSになるのかな。 まだ詳細は分からないので、いろいろ想像しちゃうんだが、よく考えたら発売されるのは5ヶ月も先の話なのである。 そんなことより、いまのゲームを何とかしないと。 だって、WiiUのゲームなんか正真正銘、ホントに『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』一本しかないんだよ。 発売予定には他に何もなし。 発売からまだ4年経ってないのに、こんなことってある? 正直なところ、そんなにやりたくはなかったけど、やるしかないよね、これしか無いんだから。 『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』をやり始めて、いきなり激怒した。 ボタンでカードを選べないのだ。 このゲームでは戦闘にカードを使うのだが、カードを指でデッキから出して、色を塗るために出したカードを指で押して、OKを押してから更に指で前に弾かなきゃならない。 メンド臭すぎ。 しかも、アイコンが真ん中に寄ってるので、持ち手を外さないとどうやっても押せないという有様。 さすがの私も怒ったよ、マジで。 設定で「ボタンあり」に変えられるのを知るまでは、任天堂もいよいよ焼きが回ったと思ったな。 それにしたって、標準はボタン使えない設定になってるわけで、やっぱりどうかしてるのは間違いない。 どうしてもタッチパネルを使わせたい、と創り手は思っちゃったのかなあ。 不満はあるけれども、買っちゃったものは仕方がない。 とりあえずプレイを続けるしかなかった。 やっていくと、少々簡単すぎるのが気になる。 敵の攻撃を見切る過程がないのだ。 雑魚戦に時間がかかるだけで、何にも面白くない。 なんじゃこれは?と思いながら進めていくと、だんだん分かってくる。 「マリオRPG」シリーズと「ペーパーマリオ」シリーズは明確に分けられてるんだな、ゲームが。 ペーパーの方はアクション要素を減らしている分、ペンキやカードのやりくりをゲームにしているのである。 上手い下手が出ないような負荷に置き換えているのだ。 敵を倒す喜びよりは、テキストや演出から得られる喜びの方を重視しているのだろう。 どっちかといえば、俗に言うJRPGに近い構成というべきか、あるいはアドベンチャー寄りというべきなのか。 キノピオとかヘイホーとのやりとりが結構楽しいし、演出も据置作品らしく派手だから、これはこれでいいと思うけどな、私は。 ペーパーマリオは緩いゲームが好きな人向けに作られていると思われる。 ネット上を調べてみるとあんまり評価は良くないようだが、たぶん本来遊ぶべきじゃない人が遊んでるからなんじゃないかな。 現状はこれ一本しかないから、全部背負い込まされちゃってるんだ。 ボリュームが大きくてなかなか終わらないのも、これ一本でWiiUを支えなきゃならない事情が影響しているのかもしれない。 しかし、この程度のゲームに全てを背負わせるのは酷だろ。 こういうゲームは褒めにくいからね。 <後日談 2016_11_01> やっと終わった。 モノカードを使わないと倒せないイベントボスが多いところをみると、やっぱり謎解き重視なのかな。 必要なモノカードを持っていないとやり直しになるから、面倒だといえば面倒なんだけど、こういうのもあっていい気はする。 エンディングを迎えたときはそれなりに満足感があったよ。 ラストの演出は結構凝ってたし、ラスボス戦はそれなりに難しいから。 もうちょっと評判良くても良さそうなもんだが。 |