タッチ! カービィ スーパーレインボー_2

クリアして守ったものは 2015_02_06-07

 

このところ、SE(システムエンジニア)が全然足りてないんだそうである。
元々足りてなかったところに、大型案件が集中したもんだから、冗談抜きで猫の手も借りたい状況だという。
特段エース級の腕前じゃなくても年収一千万超えはざら、なんて話もどこかの記事で読んだ。
であるならば、ゲーム会社のプログラマーは何で転職しないんだろうって、私なんかは思うのである。
最新のプログラムテクニックを習得してるぐらいだから、きっとレベルは高いだろうに。(想像だが)
仕事はつまらないかもしれないが、人殺しゲーとかギャルゲーとか作ってるよりは高給を得た方がマシ、と考えても不思議はなさそうだが・・・。

ところで、『タッチ! カービィ スーパーレインボー』をまだプレイしてる。
エンディング見て、感心しちゃったんだよね。
感心しちゃった以上、プレイヤーがそれに応えるにはプレイするしかないのである。

最初はあんまりやりたくなかったんだ。
もう止めようかと思ってるときに見たのが、食べ物に囲まれて幸せそうなカービィのフィギュアだった。(宝箱をゲットするとコレクションできる)
目を細めたクレイドール風のカービィが尋常じゃないぐらい可愛かったの。
あれを見て、もう最後までやるしかないと観念した。

エンディングに辿り着くのはそう難しいことじゃなかった。
レールの端にはじかれるカービィに初めのうちは馴染めなかったが、さすがに最後の方は慣れた。
正直、凄く面白いと思ったわけではないが。
でも、やれやれ終わったわい、と思いつつエンディングを見ていて感心してしまったのだ。
カービィが星にしがみついて、アレとアレと一緒に飛んでいくのを見て、なるほど、そういうことか、と。
このゲームをクリアして、私が何を守ったのか?って話なんだよ。
それは、粘土で形を作って色を塗ることで、生命を生み出すことが出来る世界。
その具体的な価値は、エンディングやコレクションのフィギュアを見て、感じられるものである。
それに価値を見いだせるのなら、クリアしたことに満足できるはずなんだ。

カービィ達が飛んでる横にひらがなでエンドロールが表示されていく。
これは誇らしいだろうな、と思ったよ。
プレイしただけの私が納得してるんだから、創ってる連中は比較にならない満足を得ていることだろう。
ここに名前が表示されることを思えば、高給を蹴ってでもゲームを創りたいと思う気持ちが分からないでもない。


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