このところ、SE(システムエンジニア)が全然足りてないんだそうである。 元々足りてなかったところに、大型案件が集中したもんだから、冗談抜きで猫の手も借りたい状況だという。 特段エース級の腕前じゃなくても年収一千万超えはざら、なんて話もどこかの記事で読んだ。 であるならば、ゲーム会社のプログラマーは何で転職しないんだろうって、私なんかは思うのである。 最新のプログラムテクニックを習得してるぐらいだから、きっとレベルは高いだろうに。(想像だが) 仕事はつまらないかもしれないが、人殺しゲーとかギャルゲーとか作ってるよりは高給を得た方がマシ、と考えても不思議はなさそうだが・・・。 ところで、『タッチ! カービィ スーパーレインボー』をまだプレイしてる。 エンディング見て、感心しちゃったんだよね。 感心しちゃった以上、プレイヤーがそれに応えるにはプレイするしかないのである。 最初はあんまりやりたくなかったんだ。 もう止めようかと思ってるときに見たのが、食べ物に囲まれて幸せそうなカービィのフィギュアだった。(宝箱をゲットするとコレクションできる) 目を細めたクレイドール風のカービィが尋常じゃないぐらい可愛かったの。 あれを見て、もう最後までやるしかないと観念した。 エンディングに辿り着くのはそう難しいことじゃなかった。 レールの端にはじかれるカービィに初めのうちは馴染めなかったが、さすがに最後の方は慣れた。 正直、凄く面白いと思ったわけではないが。 でも、やれやれ終わったわい、と思いつつエンディングを見ていて感心してしまったのだ。 カービィが星にしがみついて、アレとアレと一緒に飛んでいくのを見て、なるほど、そういうことか、と。 このゲームをクリアして、私が何を守ったのか?って話なんだよ。 それは、粘土で形を作って色を塗ることで、生命を生み出すことが出来る世界。 その具体的な価値は、エンディングやコレクションのフィギュアを見て、感じられるものである。 それに価値を見いだせるのなら、クリアしたことに満足できるはずなんだ。 カービィ達が飛んでる横にひらがなでエンドロールが表示されていく。 これは誇らしいだろうな、と思ったよ。 プレイしただけの私が納得してるんだから、創ってる連中は比較にならない満足を得ていることだろう。 ここに名前が表示されることを思えば、高給を蹴ってでもゲームを創りたいと思う気持ちが分からないでもない。 |